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2019年8月31日土曜日

(61)「このまま逃げ続けていてはダメだと思いました。」


こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。


「このまま逃げ続けていてはダメだと思いました。」

この言葉は
教室に体験レッスンに来られる方が
よく口にされる言葉です。

私のレッスンに通われてる生徒さんは
クラシック経験が大なり小なりある方が多いです。

かろうじてバイエルぐらいが弾ける方から
ショパンをバリバリ弾きこなすような方まで様々です。

そんな方々が
「このまま逃げ続けていてはダメだと思いました。」
「そんな自分は嫌だ、と思ったんです。」と。

そして
勇気を出して問い合わせてくださいます。

人生で
「このままではダメだ」「こんな自分は嫌だ」
こんな風に思う事は、あると思います。

私ももちろんありましたし
これからもあるでしょう。

そんな時
ほんの小さな一歩を踏み出すのに
相当の勇気が要りますよね。


ですので
問い合わせをくださる時の
皆さんの「一歩」は
本当に大きなものだと思います。

なんとしても
その勇気を必ず意味のあるものに
していって貰いたいと
毎回気が引き締まります。

基礎地盤という「自信」を築いていく!


鍵盤で
アドリブやコード演奏が
出来るようになる為には
地味な練習が本当に沢山あります。

それらは
1日だけ集中的に何時間も練習するよりも

筋トレのように、1日10分でも良いから
できるだけ毎日
継続的にやるのが望ましいです。

「心が折れてしまいそう」

これは、
何かを習得する時には
よくある感情だと思いますが。

その地味な練習を乗り越えた時
「基礎地盤」という
一つの大きな「自信」を得られるのだと
私は確信しています。

今の自分から一歩踏み出したい方
自分に自信をつけたい方

ぜひ無料体験レッスンにお越しください。
一緒に頑張りましょう。

「生徒さんの声」を
下記ページに載せています。

レッスンの進め方などを知りたい人は
読んでみてくださいね。
https://www.yukiyomusica.com/pg288.html

2019年8月1日木曜日

(60)スケールの音を一つ置きに縦に積んでいくと?


コードを積み上げる

こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

縦に積んだものがコードになる


前回のブログで
「スケールを覚えるコツ」を書きました。

復習すると
スケールの7つの音の中で
4つのコードトーンと
3つの経過音を
理解する事が大事だということを書きました。

今回はそのスケールの音を
縦に3度ずつ積み上げていきます。

どういうことかというと

例えば、Cの Hm P5↓は


このスケールを一つ置きに見てみると
ド、ミ、ソ、♭シ、
「C7」のコードトーンになります。

この「C7」の上に
間の「♭レ、ファ、♭ラ」を積んでみる。

しかし
「ファ」の音は3度の代わりに
sus4として使う音なので
コードを積む時は省きます。

そして
「♭13(♭ラ)」が一番上にある時は
5度(ソ)も省きます。
(理由は短9度が出来てしまうからですが詳しくはここでは省略します。)

するとこうなります。

これが、ジャズの両手コードになります。

横に並べたものがスケール。
縦に積んだものがコードになってるんですね。

こんな風に
スケールとコードを関連づけて
覚えていきましょう。

もちろん、12キーで覚えましょうね(^^)

「そんなの無理だよ〜」と思った方。
大丈夫です。覚えられます。

その秘密を知りたいと思ったら
ぜひ無料体験レッスンへいらしてください。

脳トレの感覚を少し体験していただけますよ(^^)

2019年6月20日木曜日

(59)スケールを覚えるコツ


こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。


スケールの7つの音を覚える


皆さんはスケールを覚える時
どんな風に覚えていますか?

例えば
Hm P5↓を、12キーで覚えるのは大変ですよね。

スケールの7つの音を
漠然と覚えようとしても、なかなか覚えられないのが現実だと思います。

「Cの Hm P5↓」を例に見ていきましょう。
このスケールを一つおきに見ていくと、まずコードトーンが見えますね。

スケールを覚えるコツ


赤い丸の音符がコードトーンです。
これはコードネームでいう「C7」ですね。

これで
7つの音のうち4つが覚えられます。

残りの
コードトーンの間の
3つの経過音を見ていきます。

まず
「♭レ」はテンションの「♭9」
そして
「♭ラ」はテンションの「♭13」

残りの「ファ」は
テンション「11」ではなく「4」なので
sus4の時に3の代わりに使う音です。

セブンスコードで、「4」はコードトーンでもテンションでもないので、コードを積む時には使いません。

しかしアドリブフレーズでは、アプローチノートや経過音として使えます。

このように
スケールを覚えるときは、
スケールの中に浮かび上がるコードトーンと
その間の経過音を理解しながら覚えていきましょう。

2019年5月31日金曜日

(58)才能がないとアドリブできない?



こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

最近はレッスン動画をUPする方に気を取られて
ブログが疎かになってしまっていました。
反省反省。。


過去に受けてきたジャズピアノレッスン


さて
私の教室に来られている方は
以前ジャズピアノを習った経験のある方が多いです。

体験レッスンの時に
これまでどんなレッスンを受けてきましたか?
と尋ねると

「既存のジャズアレンジしてある譜面を
そのまま弾くだけのレッスンだった」

「ここはこのスケールが使えるからこんな風に弾くんだよ
と実演を見せてもらっても、説明の内容は理解できても実演の内容が複雑すぎてピンとこなかった。

「意味がわからないまま、言われるままに弾いて1曲を仕上げる」の繰り返しだった。

「先生の言葉がどんどん専門的になってきて、こちらの理解が追いついていけず、しんどくなってやめてしまった。」等々。


私も同じような経験があるなぁと、毎回共感しながら聞いています。

これらの話を聞いて私が注目することがあります。

それは
「アドリブが出来ない」と感じている人は、上達していくための手順を理解することが必要であるということ。

特にクラシックピアノをやっていた人は、クラシックピアノの時と同じ手順でジャズピアノをやろうとします。

これこそが、アドリブの上達を妨げている理由です。


クラシック脳とジャズ脳は全くの別物


以前からこのブログにも書いてますが。

そもそも、楽譜に書いてあることを弾く行為とアドリブをする行為では脳の使い方が全く違います。

ですので、アドリブが出来るようになる為には
「クラシックピアノでは使わなかった脳を一から作り上げていく」ことが必要になってきます。

私のレッスンを受けている生徒さんは、
「課題をやると脳に負荷がかかっているのがわかります」と皆さん一様に言われます。

それだけ、クラシックピアノとジャズピアノでは手順が違うということです。

そしてその手順を、順を追って分かりやすく教えてくれる先生は、なかなかいないというのが現状だと思います。


才能がないとアドリブできないのか?


才能のありすぎる人というのは
音を聴いて感覚だけで弾けるので、手順を理解していなくても弾けてしまいます。

というより、そもそも手順の存在に気づいていません。

そういう人は最初から
「とにかく耳コピしまくって、人の演奏を盗め!」と言いがちです。

しかし
初心者にそれを言うのは、あまりに酷だと私は思うのです。

耳コピ自体は、耳が鍛えられたり、好きな方向性が定まってきたりするので、初心者の段階からやっても意味があります。

しかし 「耳コピして、人の演奏を盗む」。そのための前段階の手順が必要な人は沢山います。

そして、その手順を把握して色んなことを理解してからの「耳コピ」は、その後の上達にめちゃくちゃ効果があるんですよ。


才能がないと思って、アドリブやコード演奏を諦める必要はありません。

才能がないから弾けないのではなく、そのやり方「手順」を知らないだけです。


以前
感覚だけではアドリブが出来なかった私が
実践して組み上げたカリキュラムは、より効率よく脳を鍛えていく為の手順が揃っています。

その入り口を、体験レッスンで体験してみませんか?
体験レッスンは約40分で無料です。

お気軽にお問い合わせください(^^)






2019年3月30日土曜日

(57)ナポリの6度

コード進行における、ナポリの6

こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

最近たまたま続けて演奏する機会があった
"RECADO BOSSA"

その中で、少し気になったことがあったので
今回書いてみることにしました。

ナポリの6度とは?


このブログを読んでくださってる皆さんは
「ナポリの6度」をご存知でしょうか?

「ナポリの6度」とは
昔、イタリアのナポリを中心に活躍した作曲家が好んで使用していた和音(コード)のことです。


どのような原理なのか?


「ナポリの6度」の基本的な原理は

ザックリ言うと
マイナーキーにおける「Ⅱm♭5」のルートが、半音下に変化した和音が「ナポリの和音」です。

例えば
キーCmの「Ⅱm♭5」は「Dm♭5」
その
Dm♭5」→「D♭」(ナポリの和音)


なぜ「ナポリの6度」かというと


この「D♭」の第3音が一番下にいく
「第一転回形」の「D♭/F」が最もよく使われる用法で。

この「第一転回形」の一番下の「F」と一番上の「D♭」の音程が6度になることが「ナポリの6度」といわれる所以です。


ジャズやポピュラーでは
「 D♭maj7」の4和音でも使います。
裏コードの「D♭7」ではないので、注意してください。


どのような時に使うのか?


ここで冒頭の
"RECADO BOSSA"に話が戻ります。

例えば「キーDm」なら
よく頂く譜面資料は
テーマの[A]の2括弧の1小節目は
【E♭maj7】と書かれていることが多いです。

この小節のテーマメロディの
1拍目の音は「E♭」なので、

ここは是非【E♭maj7 / G】と「ナポリの6度」を使いましょう!

サウンドがグッとお洒落になりますよ(^^)









2019年2月26日火曜日

(56)「恥」「挫折」「悔しい!」は全部【糧】

「恥」や「挫折」「悔しい!」は全部「糧」

こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

が、今日はジャズピアノや
アドリブ、コードの練習の話ではなく

音楽を含め
何かの「プロ」になっていく上で
必ず乗り越えなくてはいけない事の話を。


「恥」「挫折」「悔しい!」



こういう気持ちを
このブログを読んでくださってる方は
これまでどれぐらい味わってこられたでしょうか。


穴があったら入りたいほどの恥をかいたり

もう自分はこの先
二度と立ち直れないんじゃないか
と思うぐらいの挫折を味わったり

理不尽極まりない状況に
自分が自分でなくなるほどの
怒りや悔しい気持ちになったり。


私は
人の人生で
こういう経験を全くせずに過ごす人生は
ほとんどないと思っています。

音楽の世界でも
現場で仕事をされてる方は
例外なく、こういう経験を
たくさん経てこられていると思います。

もちろん私も
今でも思い出すだけで
全身の毛穴から汗が噴き出してくるような
経験をいくつもしてきました。

そういう経験をした時
暫くはほんと辛いですよね。

私は
わりと立ち直りが早いと自覚してますが
それでも4日、5日は寝られない事がありました。


その経験を、その後の人生の中で意味があったことに出来るかどうか



それは
恥や挫折や悔しさを味わった後

「その経験を
どう自分の人生の糧としていけるか」

という思考にシフトチェンジ出来るかで
変わってくるのだと思います。


自分の力量不足で
恥ずかしい思いをしたなら

その力量不足の自分を潔く認める。
↑コレほんと大事ですよね!(自戒も込めて)

そして克服する為にやれることを考えて
実行に移す。

それで実力が付いていけば
その「恥」には意味があったことになりますよね。

「挫折」や「悔しさ」もそうです。

その経験を、その後の人生の中で
意味があったこと【糧】に出来るかどうかは自分次第なんですね。


ただ
常にこういう意識を持ち続けることは
けっこう難しいし、しんどいと思います。

でも、自分が大きな決意でもって
「やる!」と決めた事に関しては
「苦渋を糧に」の思考で、なんとか乗り切っていきましょう!


私も頑張ります!

2019年2月13日水曜日

(55)ジャズピアノレッスンはマンツーマンが良い理由

ジャズピアノレッスンはマンツーマンが良い!

ジャズピアノレッスンは

マンツーマンだから良い

3つの理由。


こんにちは!
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

今日は、私がマンツーマンレッスンにこだわる理由を、3つお話ししようと思います。

ジャズピアノで(ジャズ以外でも)自由にアドリブが出来るようになるために覚えることはたくさんあります。

特に悩まされるのは「12キーの存在」です。

スケールでもコードでも、指の間隔や運指がキーによって全く違ってくるので、覚える人にとってみれば「とてつもなく大きな壁」に思えてしまうのは当然のことです。

それを自主的にやるとなると、強靭な精神力と根気強さが必要になってきますね。

そこで
マンツーマンレッスンにこだわる理由、その1です。

月謝を払って

課題として出されるから頑張れる!


私が出すレッスン課題は「12キーでやってくる」を基本としています。

一人の時は困難だったことも
課題として「いついつまでにやる!」という目標が立てられます。

お金を払ってるなら、なおさら「やらなきゃ」となりますよね(^^)

生徒さんが忙しくて課題が出来なかった時は、「より効率的に覚えられるコツ」や「生徒さんの性格に合わせた覚え方」を一緒に考えます。

そしてこれが2つ目の理由に繋がります。

生徒さんの表情を見て

どこまで理解出来ているかがわかる!


いまいちピンときてないようなら
別の角度から説明したり、実例を弾いてイメージできるようにしたり、色々工夫できるので、マンツーマンレッスンで表情を読み取ることは私にとって必要不可欠です。

そして何より

アドリブが出来ない
苦手なキーのコード演奏が出来ない

そんな悩みを抱えてた生徒さんたちが、少しずつアドリブが出来るようになったり、アドリブやコードの仕組みがわかった時

その明るい表情を見る瞬間が

私にとって最高のやり甲斐を感じる時であり、なんとも言えない充実感を得られる瞬間なのです(^^)


そして3つ目の理由は

たわいのない会話で

お互いの信頼関係を築いていける!


これ、実はとても大切で。

生徒さんがレッスン室に入ってこられた瞬間から、私の意識はその生徒さん一人に集中します。

すぐにレッスンを始めて、集中できる状態かどうか

今日はアカデミックな事を学びたいと思ってるのか

技術的な事を知りたいと思っているのか

様々なアンテナを張り巡らせて

生徒さんの近況を訊いたり、たわいのない世間話をして判断していきます。

そうした私の目線や仕草は生徒さんにも伝わるもので。

そうしていくうちに生徒さんも「学ぶモード」スイッチが入ります。

こういう信頼関係は、マンツーマンレッスンだからこそ築いていけるのだと私は思っています。

オンラインレッスンも一応視野に入れて検討していますが、今のところ具体的に始めるには至っていません。

もう少し研究してみますね。

余談になりますが

長岡京ミュージックジムのWEBサイトに「動画コーナー」を作りました。

ライブ映像や(冒頭の写真は動画の一部です)、レッスン動画を載せています。

よかったら是非、時々覗いてみてください(^^)





2019年1月21日月曜日

(54)クラシック脳とジャズ脳




私が生徒さんに出す課題は「12キーで覚えてくる」というのが基本です。


スケールは
ダイアトニックスケールや
マイナースケール
7thコードで使えるスケールなど

コードも
基本形からテンションコード、
それらをクリアすると

ⅡーⅤーⅠなどコード進行の
ヴォイシングも
全て12キーでやっていきます。


こう並べてみると、
本当にたくさんあるように見えますが

一つ覚えると
覚えたものと
なるべく関連づけた順で
課題を出していきますので

意外に
皆さんちゃんとクリアされます(^^)

そんな中

課題が
だんだん複雑になってくると

全てのキーで
五線紙に書いてこられる生徒さんが
時々おられます。

書くと
かなり大変な作業だと思うのですが
それでも
「書かないと覚えられないので」
と頑張って書いてこられます。

「12キーで書く」ことは


決して悪いことではないのですが
これが、近道のようで
実は
遠回りになってることもあります。


譜面に書いてあることを弾く
これは
クラシックの方法で
いわゆるクラシック脳で弾くことです。

対して

ピアノのジャズ脳は

88鍵の特性を理解して
音の構造や性質を分かって
弾いていきます。


基本のコード、スケールから
12キーで覚えていく

この脳のプロセスが

「アドリブの仕組み」を
理解していくことに直結していきます。

段階段階で
私がそういう説明をするので

生徒さんは
「なるほど、
だからこの練習が必要なんですね」
と改めて言われます。

コードやスケールを
12キーで覚える時は
思い切って
書くことをやめてみましょう。

12キーが難しければ

今回は4つのキー
次回にまた4つと

数回に分けても良いです。

少しずつでも
確実に前進しましょう!

2019年1月17日木曜日

(53)今年の抱負は「動画」


2019年が明けて、早くも1月17日。

本年も

アドリブやコード演奏が出来なくて
悩んでいる方へ向けて
ブログ等で発信していきます。

皆さま
どうぞ宜しくお願いいたします。


これまで

発信して
その内容に共感してもらって
私という人間を信頼していただく為の
一番の方法は

「ブログ」だと思っていました。

今でもブログは
読んでくださってる皆さんに
たくさんの事を伝える事ができる

大切なコミュニケーションツール
だという気持ちは変わらず

今後も続けていくつもりです。

しかし昨年辺りから

ブログだけでは
「本当に悩んでる人」に伝わるには
充分と言えないのではないか

と思い始めました。

そこで色々考えた結果

やはり「動画」で
「自分の言葉で話す」ことだと
思い至りました。

「表情」「仕草」「話し方」
これまでの生き方が滲み出るこれらは
動画では誤魔化せません。

見ていただく人に
心を通わせて信頼していただく為に

「動画」で話してみよう。

これが
昨年暮れにブログで書いた
2019年の抱負です。

といっても

写真の自撮りすら
やったことのない私が
動画なんて出来るのか???

ということで先日

「1分で伝わる動画セミナー」という
女性起業家向けの講座を受講し
6時間みっちり学んできました。


まだまだ
アプリの操作も超初心者で
カメラレンズにも慣れず
時折、笑顔が引きつっておりますが
メッセージ動画を撮ってみました。

自分の中では
40点ぐらいの出来栄えですがΣ(-᷅_-᷄๑)


期間限定でYouTubeにUPしてます。

もしよかったら
一度ご覧になってみてくださいm(__)m




今後は
「アドリブ脳を鍛えるための動画」
を中心にUPしていく予定です(^^)

乞うご期待???


2018年12月27日木曜日

(52)「もう」と思うか「まだ」と思うか




5年前

養老孟司さんが顧問を務める
メンタルケア協会という一般財団法人で

私は半年間
「メンタルケア」の勉強をさせて頂きました。

教えて頂いたことの一つに

人間は
「危機回避本能」から
物事を悪い方へ考える傾向を持っている
ところがあって

心配事や不安のスパイラルに陥ると
なかなか抜け出せない場合があると。


その対処法についてや
学んだ自分の変化についての詳細は
ここでは割愛しますが。


ただ
その負のスパイラルに陥る前に
自分でできることが
あります。

それは
「思考の癖を見直してみること」

例えば、よく言われるのが
コップの中の半分の水

「もう半分しか残ってない」
と捉えるか

「まだ半分も残っている」
と捉えるか。


70歳になった時

「もう70歳だから…」
と可能性を諦めるのか

「まだ70歳だし!」
と色んな可能性を見出せるのか


そういう思考の癖は
昨日の今日で変えられるものではないと
私は思っています。

長年かけて自分に言い聞かせて
少しずつ変化していくものだと。

そう言う私も
まだまだ思考改革真っ最中であり(^^)

差し当たって

来年の目標は
「アドリブ脳を鍛える動画」を
YouTubeにUPする!です。

そのための準備を着々と進めています。

慣れないうちは
お目汚し的な動画になるかもしれませんが

どうか温かい心で見守っていただけると
幸いでございます。

2018年もあと数日。

皆さま
どうぞ良いお年をお迎えください!

2018年12月19日水曜日

(51)「あきない! ハノン」




「あきない! ハノン」という
運指練習本をご存知でしょうか。


普通の
「ハノン」は
ご存知の方も多いと思います。

「ハノン」を
全キーでやったりも
とても良い練習なのですが。

この、宮前幸弘さん著の
「あきないハノン」


私はその昔
それこそ飽きるほど(笑)
やっていた時期がありました。

この本は
本当によくできていて。

最初から
一つ一つ
書いてある通りに進めていくと

指の強化はもちろん
基本のコードやスケール、
基本のコード進行が自然に身について

R&Bや4ビートといった様々なリズムや
変拍子の感覚、
同音連打の練習法なども学べたり

とにかく
お得感満載な練習本なのです。

私は前々から言っている
「基礎力こそ最大の武器」
(過去記事はコチラ
それが、この1冊をやり通す事で
より強固なものとなります。


その「あきないハノン」を
久しぶりに
少し前からまたやり始めました。

以前やってた時には
気づかなかったことが見えたり

思いがけず
新たな発見がけっこうあって。

そこからまた
新たなレッスンカリキュラムの構想が
生まれたりもします♡


とにかく、この本の価値が
以前よりも深く
理解できるようになりました。

受け手が成長すると
受け取るものも変化する
ということでしょうか(=^^=)


昔に一生懸命にやった練習を
久しぶりにやってみるのも
楽しいものですね♪

2018年11月29日木曜日

(50)円広志さん40周年コンサートを終えて




先日11月22日は

円広志さんの
40周年記念コンサートが
大阪フェスティバルホールであり

私はサポートキーボードで
出演させて頂きました。

40周年という
とてつもなく長い年月の
貴重な節目の時に
一緒に参加させていただけたこと

本当にとても光栄で

公演中
円さんの背中を見て
その背負ってきた歴史を想像しながら
不覚にもちょっと泣いてしまったという…

円さんと
コンサートで関わらせて頂いてから
まだ1年ほどですが

リハーサルなどで
メンバーにかける言葉一つ一つに
愛があるのがわかります。

そういうお人柄を

コンサートに来てくださった
会場いっぱいのお客様や

コンサートに関わっている人全てが

ちゃんと感じ取っているから
あの素晴らしいステージになったんだと
今振り返って思います。

今回スタイリストさんに
すごい素敵な衣装を
用意して頂きまして

あまりに素敵だったので
買い取らせて頂きました♡
いつか何かのライブで着ます!


今回
サポートミュージシャンとしての
現場の空気を少し書きましたが。

サポートで鍵盤を弾くのは
フロントとして演奏するのとは
全く違う技術が必要です。

サポートでも
メンバーの編成によって
その役割は
大きく変わってきます。

その辺りの話を聞きたい人は
レッスンでお話ししますね(^^)

2018年11月16日金曜日

(49)アドリブ脳を鍛えよう




このブログのタイトルに
「アドリブ脳」
という言葉を使っています。

実はこの「アドリブ脳」は
私が作った造語です。

この
「ピアノでアドリブ脳を鍛えよう」
というブログを書き始めたのは
2015年の8月23日。

まだ横浜に住んでいた頃です。

それまで数年かけて練ってきた
レッスンカリキュラムがほぼ固まり

今後、その存在をどうやって
「アドリブができなくて困っている人」
「コードを自由に弾けなくて悩んでる人」
そんな人たちに
知って貰うのかを考えた時

フッと降りてきた言葉が
「アドリブ脳」でした。

音楽でいうアドリブとは、即興演奏のこと。

指が速く動かなくても
譜面が読めなくても
アドリブは誰でも出来ます。

テクニックはある方がいいけれど
なければないで、出来ます。

なぜかというと
アドリブは
今の自分が持っている技術の範囲で
自分を表現すればいいからです。

しかしながら
多くの人が
「アドリブができない」と
悩んでいます。

それは
「才能がなくて出来ない」のではなく
「方法を知らないだけ」です。

やり方がわかれば誰でも弾けます。


材料がなければ料理はできませんね。

では
アドリブの材料とは・・・?

このブログの過去記事でも
その材料を覚えるコツやヒントを
あちこちで書いています。

方法を学び、コツがわかれば
アナタも必ず弾けるようになりますよ(^^)

2018年10月26日金曜日

(48)松田聖子さんの「Sweet Memories」と「Misty」




皆さんは普段
曲のコード進行というものを
どれぐらい意識して演奏していますか?

私のレッスンでは
コードやスケールの基礎が
ある程度固まってきたら
少しずつコード進行について
学んでいきます。

先日
ある生徒さんの次の課題曲を
「Misty」にしました。

その生徒さんは
普段からJ-POPをよく聴いてて
自分でもポップスの曲を作ってる人です。

私が
「Misty」の模範演奏を弾いて見せて
コード進行や構成などの説明をしていると

生徒さんが
「これって松田聖子の曲に似てませんか?」
と言うのです。


そうなんです。
よく気がつきましたねヾ(=^▽^=)ノ



松田聖子さんの
「Sweet Memories」

1980年代にリリースされて
大ヒットした名曲です。


見比べる箇所は
イントロ後の歌い出しから
サビの手前までのところ。

ところどころ
「Ⅴ7」が「Ⅱm-Ⅴ7」だったり
トニックが代理コードになってたりしますが
コード進行的には同じです。

もしボーカリストで
“Sweet Memories”を少しジャジーにやりたい
と思う人がいたら。

歌い出しから8小節部分を
“Misty”のコード進行で
バッキングの方に弾いてもらって
その上で“Sweet Memories”を
歌ってみてください。

少しだけ
雰囲気が大人びた感じになりますよ(^^)

2018年10月6日土曜日

(47)「教えること」は「教わること」





私のレッスンカリキュラムは

「アドリブができなかった」
「アドリブの仕組みが分からなかった」
「苦手なキーだと
自由自在にコード演奏できなかった」

そんなかつての私が

「どんな練習をどれだけ繰り返して」
「無駄に遠回りした事は、より効率良く」
「耳コピ等でストックした様々な技」

それらを
なるべく分かりやすく
効率良く吸収できるような
カリキュラム構成になっています。

では
全ての生徒さんに
このカリキュラムどおりに
進めていくだけで
生徒さんは
100%確実に実力を延ばしていけるのか。

答えはNoです。

「説明の仕方」
「どう練習するかの実演の見せ方」
これらももちろん大切ですが。

「教える」上で何が一番大切かというと。

「生徒さんが今何を考えているのか」
「どこでつまづいているのか」
「勘違いしているところがあるか」
「この人だったら、こう考えるかも」など。

その時
どれだけ相手を見ているか。
相手にどれだけ関心を持って
相手のことを感じ取れるか。

これが一番大切なことだと思っています。

10人いれば、
10とおりの受け止め方、考え方があります。

いかに相手のことを思って、
相手の考え方を受け入れられるか。

実はこれ
人生における人との関わり方にも
大きく関係していることなんですね。

私が教える仕事をやるようになって
一番学んでいる事は、そこです。


教えることを始めなければ
もしかしたら
深く考える事はなかったかもしれない
大切な大切な事を
日々、私は教わっています(^^)