2020年12月22日火曜日

(85)いろんなジャズピアノ教室に通ったのにアドリブができない!

 



こんにちは。

アドリブ脳を鍛えるピアノ講師

岡 幸代です。


いろんなジャズピアノ教室で習いましたが


先日

体験レッスンを受けた方から

こんな質問をいただきました。


『今まで

いろんなジャズピアノ教室で

ピアノを習いました。

弾き方や理論を

色々言ってもらえるのですが

どうしても

それを実践に移すことができません。

教室の先生の説明を聞いて

なんとなく

ボヤッと理解した気になるのですが

その先生のようにカッコよく弾けません。


私の理解力や努力が

足りないのでしょうか?』


おそらく

これまでの先生は

感覚で弾けてしまう人で

感覚では弾けない人が

どんな練習をどんな順番で

やっていけばいいのかを

あまり考えておられなかったのかも

しれません。


学んだ理論を実践に移すには

ちゃんと段階を踏んだ

訓練が必要です。


本人の

理解力や努力が足りないのではなく

やり方や順番が間違っているだけです。


何を、どのように学べばいいのか


やる気があっても

何を、どのように学べばいいのか

分からない人は多いのではないでしょうか。


そんな人のために

私が何年もかけて作り上げた

系統立てたカリキュラムが

あります。


この課題を習得したから

次の課題をやる意味が分かる。


そんな風に

確実に前進していけるレッスンを

是非体感されてみてください。


まずは無料体験レッスンで!

お問い合わせは下記リンクからどうぞ!

https://www.yukiyomusica.com/application.html

2020年11月28日土曜日

(84)課題の順番には、ちゃんと意味があります。

 




こんにちは。

アドリブ脳を鍛えるピアノ講師

岡 幸代です。


綿密に計画立てたカリキュラム


レッスンの中で

生徒さんに出す課題は

私が長年かけて

試行錯誤しながら作った

カリキュラムによる課題です。


自分が

遠回りしてやっと掴んだ

数々のコツ。


「アドリブが出来ない」と

私自身が長く悩んだ経験を生かして

その「心の壁」を

どうやって取り除いていくか等々...。


それらをギュッと凝縮して

綿密に計画立てて

やっと完成したのが

今のカリキュラムです。


課題の順番には、ちゃんと意味があります。


なぜ

この順番でコードやスケールを覚えるのか

なぜ

この課題の後にコレをやるのか。


実は

私が出す課題の順番には

重要な意味があります。


これは

経験してみないと

なかなか分からないのですが

私のレッスンを受けて

1年、2年と経つ頃

生徒の皆さんがよく言われるのが

「なるほど!

ずっとやってきた課題は

この為のものだったんですね!」です。


レッスンの中でも時々

「この課題はこういうことが

できるようになる為のものですよ」

とお伝えしていますが

それとは別に

もっと長いスパンで考えられた

重要な「仕掛け」があるんです(^^)


その全貌を知りたい方は是非

当教室のお問い合わせフォームから

お問い合わせください!

https://www.yukiyomusica.com/application.html


2020年10月26日月曜日

(83)曲の全体像を掴むために必要な能力

 


こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

最近
無印良品の「発酵ぬかどこ」にハマっています。
ビニールチャックの付いた袋で売ってて
袋にそのまま野菜を漬けられるので
超お手軽です!

曲の全体像を掴むために


先日
「アドリブ脳を鍛えよう」レッスン動画を
久しぶりにYouTubeにUPしました。

タイトルは
「サブドミナントマイナーの代理コード」。

作曲やアレンジにはもちろん
曲のアナライズにも役立つ
様々な「代理コード」ですが

動画では
「サブドミナントマイナー」の代理コード
についてお話ししました。

この動画を観る前の注意事項として
「トニック」
「ドミナント」
「サブドミナント」
以上3つのことを理解しておくように
冒頭でお伝えしています。

この
「トニック」
「ドミナント」
「サブドミナント」

曲の全体像を掴むためにも
非常に重要な項目です。

それぞれに
曲の構成のための役割があって
それぞれに
いろんな代理コードがあるからです。

曲の全体像を掴むために必要な能力とは


動画では
分かりやすくするために
キーCでお話ししました。

キーCで
3和音で言うと

  • トニックは[C]
  • ドミナントは[G]
  • サブドミナントは[F]
  • サブドミナントマイナーは[Fm]


サブドミナントマイナーの
代理コードは
  • [Dm7♭5]
  • [A♭maj7]
  • [B♭7(9)]
以上3つ。

なぜ代理コードになるのかを
動画の中で説明しています。

ここで質問です。

箇条書き部分の7つのコード

キーA♭ではどうでしょう?

すぐ頭の中にコードが浮かびますか?

なかなかハードではないかと思います。

しかし
実はこの能力は
曲の全体像を掴むだけではなく
アドリブやコード演奏にも
とても必要になってくる能力です。


考えるだけなら
楽器が手元になくても
お風呂の中や通勤電車の中でも
できますよね。


色んなキーに置き換えて
上記の7つのコードだけでも
思い浮かべてみてください。

とても良い訓練になると思いますよ(^^)

2020年9月30日水曜日

(82)凄い人の演奏を聴いた時、モチベーションが上がらない人へ

 

2017年5月大山崎山荘にて撮影。本文とは関係ありません。

こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

今日で9月も終わりですね。

今年は新型コロナに振り回され
年始に立てた目標を
達成できずにいる方も
いらっしゃるかと思います。

私も、その一人です(苦笑)

人間というものは
「できない(やらない)」理由を
見つける天才だと聞きます。

その「理由」を口実に
何も行動に移さずにいるのは
やはり
自分の甘えなのだと思います(自戒)

凄い人の演奏を聴いて、やる気が出ない人へ


皆さんは
自分の楽器を学んで練習する時
何をモチベーションにしますか?

「憧れの人に少しでも近づきたい」
「いつか私もあんな風に楽しそうに演奏したい」
「あのサウンドを自分の演奏に取り入れたい」

色々あると思います。
その気持ちを
うまくモチベーションに乗せて
日々練習に励まれている人も多いと思います。

ただ
そんな中
たまたま凄い人の演奏を聴いて(観て)

「圧倒的実力の差を見せつけられたようで
自分なんかが努力したところで
所詮あんな風にはなれない」

こんな風に思ってしまって
モチベーションが上がらない

そんな人も
中にはいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

そんな人は
そう考える前に
ちょっと想像してみてください。

どんなに凄い人も下手な時代があった


どんなに凄い人でも
最初から凄かったわけではありません。

誰でも必ず
初心者だった時代があるわけで。

皆んな、それぞれ
練習に試行錯誤を繰り返し

落ち込んだり、悔しい思いを
たくさん、たくさん経験して
今のその人になっています。

少しずつ
積み重ねてきた結果が
今のその人を作っているに他なりません。

凄い人に憧れる気持ちは、とても大切です。

でも
凄い人と、今の自分を
単に比較して
落ち込んだり諦めたりするのは
建設的ではありません。

大事なのは

先月の自分より、今月の自分
昨年の自分より、今年の自分
5年前の自分より、今の自分が

少しでも上達してることと
そしてそれを
続けていくことだと思います。

何かの理由で
足踏みしてしまっているアナタ。

一歩踏み出してみましょう!


2020年9月14日月曜日

(81)確実に上達する方法

 

2020年9月 元伊勢籠神社にて撮影。本文とは関係ありません。


こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

耳コピの経験はありますか?


皆さんは
耳コピをしたことがあるでしょうか?

「あ、これカッコイイ!」
「なんか素敵なフレーズだな」
「この人のプレイ好きだな」

何かの曲を聴いて
こんな風に思ったなら
曲全部じゃなくてもいいから
一部分だけでも
耳コピしてみるべきです。

理論的なことは分からなくても
ノリや
洗練されたモタり具合
間の取り方etc...
勉強になることは山ほどあります。

確実に上達する聴き方


冒頭の写真は神社ですが
神頼みではありませんよ。

確実に上達する方法

それは
好きな曲を選び
項目を絞って
徹底的に聴くことです。

項目を絞るとは
どういうことかというと

例えば
@テーマの弾き方
@どんなイントロやエンディングになってるか
@左手コードの入れるタイミング
@コード進行やコードの押さえ方
@フレーズは何のコードの上で弾いてるか
@曲全体の構成はどうなってるか

まだまだ色んな項目が
考えられます。

項目を絞って
何十回、何百回と
徹底的に聴けば
確実に上達していきます。

通勤電車の時間だけでもOKです。

例えば
「今日は左手コードのタイミングを聴こう」
こんな風にテーマを絞って
その日の課題に取り組んでいきます。

これを続けていけば
あなたは確実に上達しますよ(^^)

2020年8月26日水曜日

(80)アドリブの為に曲のアナライズ(分析)は必要なのか?

 

2017年5月大山崎山荘にて撮影。本文とは関係ありません。


こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

アドリブの為にアナライズは必要なのか?


アドリブをする為に
アナライズ(曲の分析)は必要なのか?

結論から言いますと。

必要な時もあるし
必要のない時もあります。

例えば

ジャズのスタンダードでも
転調のない
ほぼダイアトニックでできている曲は
曲の分析をしなくても
感覚でアドリブが出来てしまう人も
いるかと思います。
(ダイアトニックについてしっかりと学びたい方は当教室へ是非!)

ただ
ジャズのスタンダードには
曲の途中で
何回も転調するような曲が
けっこうあります。


クラシックでは
曲中で転調する場合は
調号が記してあったりして
何のキーに転調するかの確実な指示がありますね。


ところが
ジャズで使う
いわゆるリードシートといわれる譜面には
曲全体のキーに関しては
最初に記してあるものの
曲中での転調は
特に指示はなく
メロディーやコード進行を見て
自分で判断していきます。

その際に
アナライズ(分析)は必要になってきます。


「イパネマの娘」を例に見てみよう


アントニオ・カルロス・ジョビンの
「イパネマの娘」。

この曲は
リードシートの冒頭に
♭が一つ付いているので
曲全体はキーが「Fメジャー」であることがわかります。
*調号からキーを判断する方法は下記ページに便利な表がありますよ。

[A]の部分は
スタンダード曲の「A列車で行こう」の
最初の8小節と同じコード進行ですね。
(キーは違いますが)

問題は
[B]の部分です。
ここでは3回、転調しています。

[B]の最初のコード「G♭maj7」。
ここから4小節のキーは
D♭メジャーです。

ここのキーをG♭メジャーと
考えてしまうと
最終的にキーFに戻る時に
帳尻合わせしにくいのと
「Ⅳ7」という
やや珍しいコードが出てきてしまうので
ここのキーはD♭メジャーと考えるのが良いでしょう。

そして
その次の「F#m7」からの4小節のキーは
Eメジャーです。

そしてその次の
「Gm7」から8小節のキーは
またFメジャーに戻っていきます。

キーの判断が違うことで何が起こるか


先ほどの
[B]の最初のコード
「G♭maj7」から4小節のキーを
G♭メジャーと考えた時

「G♭maj7」で使えるスケールは
G♭イオニアンスケールになります。

一方キーを
D♭メジャーと考えると
「G♭maj7」で使えるスケールは
G♭リディアンスケールになります。

キーの解釈が変わると
使うスケールも変わってくるということですね。

そうなると
その上で使えるU・S・Tも変わってきたり・・・
と、まあ色々変わってきてしまうわけです。

この辺りの話を詳しく勉強したい方は
当教室へお問い合わせください。

丁寧に、分かりやすく
レッスンさせていただきますよ(^^)

今年に入ってから試行錯誤しながらも
日本全国の方の
オンラインでのレッスンが可能になって
遠方の生徒さんも増えています。

ステイホームの時間が長くなってる今

アドリブが出来るようになりたい方
コード演奏を自由に弾けるようになりたい方
悩んでいるなら是非
「長岡京ミュージックジム」へお問い合わせください!

2020年8月14日金曜日

(79)余白の美学

 

(2018/2月横浜にて撮影。写真は文章とは関係ありません。)


こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

先日は
私人生初の
【リアル&生配信ライブ】を
「持田浩嗣 & smooth J4」のメンバーで
京都ライブスポットRAGにて
やらせて頂きました。

RAGさんの配信ライブにかける
想いは並々ならぬものがあって

カメラは7台ほど、
(うち2台は自動で動くタイプ!)
カメラ専用のスタッフさんや
通常の音響さんに加え
配信用の音響さんをもう一人
SNSや動画編集の精鋭なスタッフさんなど

それは多大な労力と手間をかけて
配信ライブに取り組んでおられます。

またやります!
その時はこのブログでも
告知させて頂きますので
是非ご視聴ください!

余白の美学


日本画や書道で
「余白の美」という言葉を
聞くことがあります。

最近では
スマホのカメラ機能が優秀で
素人でも素敵な写真を撮ることが
可能になりましたね。

この写真でも
隅々まで計算された
余白が残された写真は

写真を見る側(受け手)にも
心の余白を用意してくれているようで
なんとも言えない余韻があって
魅力的に感じることが多いです。


休符のグルーブ感


音楽でいう「余白」とは
いわゆる
「音が出ていない時の間」です。
いわゆる「休符」ですね。

私はこの
「音が出ていない時の間」は
とても大事で大切にするべきものだと
考えています。

「休符」と書きますが
決して休みではありません。

休符の時のグルーブ感は
音が出ている時のグルーブに
大きく影響します。

その「余白」をどう表現するかで
曲全体の印象も大きく変わると思います。

これはアドリブにも言えることで

休符で意図的に空間を作って
アドリブに深みを持たせることは
意外に難しいのです。

音楽を勉強中の方も、是非この
「休符の美」
を意識して演奏してみてください。

さらに楽しくなりますよ(^^)

2020年8月3日月曜日

(78)学んだ事は実際に使ってみよう


2017年8月京都市東山区にて撮影(本文とは関係ありません)



こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

再び感染の拡大が懸念されていますね。

このコロナ禍で
生活のスタイル、仕事の環境などが
激変された方も多いと思います。

中には
自分のメンタルを正常に保つことが
難しくなってる人も
いらっしゃるかもしれません。

せめて
目の届く範囲の
手の届く範囲の人たちだけでも
支え合って
なんとか乗り切っていきたいと
切に思います。

学んだ事をそのままにしていませんか?


私のレッスンでは

スケールやコード
代理コードの使い方や
テンションを含むⅡⅤⅠの押さえ方等々...

基礎の土台をしっかりと築いた後は
曲の分析をしながら
少しずつ応用の技を伝えていきます。

例えば

ⅡⅤⅠの上での
U・S・Tの使い方や

ファイブ・スプレッドヴォイシングでの
トップ・ノートや内声での
テンション・リゾルブの例、

ちょっとした
速弾きの仕組みや考え方などなど...

すると
それらを伝えた時の生徒さんの反応は

「おー!そういう仕組みなんですね」
「この音がここで使える理由が初めてわかりました!」

目をキラキラさせて反応されます。

実は
大事なのは
そこからなんですね。

それらの技を学んだ後
そのままにしてしまってはいませんか?

実際に使ってみよう


私が出した課題を
出来るようになるまで練習すること。

それはまだ
ほんの第一段階です。

本当に自分のものになっていくには
実際に
どんどん意識して使っていくことが
とても大事で。

そして
使っていくには
「ここで使えるかも!」と自分で気づく力が
必要になってきます。

与えられた課題をこなすだけでなく
「習った事を使ってみよう!」
というチャレンジ精神を持ちましょう。


アドリブやコード演奏が
自由に楽しく出来るために。
「学んだ事を、実際に使うこと」

とても大事なことですよ。

2020年7月15日水曜日

(77)ジャズ理論を学ぶ前にやるべきこと


(2018/2月横浜にて。写真は文章とは関係ありません。)

こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

今日は、実に4ヶ月ぶりに
電車に乗りました。

手と腰の調子がだいぶん良くなってきたので
(事情は前々回のブログにて)
2月以来の美容院へ。

4ヶ月ぶりともなると
改札を通る時など
ちょっと
ぎこちなくなるものですね。

ジャズ理論を学ぶ前に


アドリブやコード演奏が
できるようになる為に
ジャズ理論を学ぶことは非常に有効です。

特に
長くクラシックピアノをやってきた人は

アドリブやコード演奏において
「どういう理由でこの音が使えるか」
「なぜ、この音の積み方がカッコイイのか」

といった、理由づけが
最初の頃は特に
どうしても欲しくなる傾向にあります。

これは
私も経験してきた事なので
痛いほど気持ちは分かります。

長年、楽譜に書いてあることを
そのまま演奏するスタイルを続けてきた人は
どうしても、感覚オンリーの
解放された気持ちで演奏することは
難攻不落の高い高い壁に思えてしまうのです。

でも
ちょっと待ってください。

確かに
アドリブやコード演奏をしていく上で
ジャズ理論を学ぶことは有効ですが

ジャズ理論を学ぶ前に
やっておくべきことがあります。

それは

「楽典」をちゃんと理解しておくこと。

音程・調性・コードの基礎知識など
楽典を把握していないと
ジャズ理論は到底理解できません。

例えば
「音程」一つとっても
「C音」を基準にして
分かっているつもりになっていませんか?

では
「D♭音」からの短3度の音は?
減5度の音は?
すぐに答えられますか?
鍵盤上でイメージできますか?

アドリブやコード演奏が出来るようになる為に


そうやって
楽典の基礎知識を
しっかりと把握した上で

ようやく
ジャズ理論の勉強に入っていくわけです。

私のレッスンでは
必要最低限の楽典の知識は
課題でクリアできるカリキュラムになっています。

体験レッスンを経験されて
最初のレッスンの課題で

「え!?そんな簡単な事からですか?」

と驚かれることが多いのは、その為です。

でも
その課題をいざ経験してみると
本当に簡単な事かどうか
すぐ分かると思います。

「分かったつもり」になっていた事が
実は
「C音」を基調としたような
簡単なキーでしか
出来ていなかった現実を
そこで体験するからです。


「全てのキーで練習しましょう」
これは
これまでにも
このブログで何度も言ってきましたが

楽典をちゃんと理解するとは

楽典に書かれてあることを
どんなキーでも
脳内で理解できていることです。


そこから逃げていては
本当の成長は望めません。


少し、頑張る事にチャレンジして
自分に自信を持って生きてみませんか?

その為の
なるべく遠回りしない
系統立てたカリキュラムが
当教室にはあります。

くじけそうな時も
かつて同じ経験をした私が
しっかりとサポートいたします。

自由に楽しく演奏できる自分になりたい方は
是非
当教室へお問い合わせください。

2020年6月22日月曜日

(76)「アドリブ」でつまづく本当の理由

(写真は文面とは関係ありませんm(__)m)




















こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

コロナ禍の中
皆さんはどんな風に過ごされていますか?

私はレッスンの仕事以外は

手と腰のリハビリに通ったり
(事情は前回のブログに載せています。)

空いた時間に昔のCDを聴いたり
本を読んだりして

コロナ収束後の自分は
どう在りたいか

大袈裟なことではなくて
手の届きそうな目標を
いくつか立てて
それらに向かっての準備を
少しずつ進めています。

過度な協調性はアドリブの足枷になる?


アドリブが出来ない、苦手
と思っている人は

自由に、自分の言葉で
思いや考えを伝えることに

抵抗を感じる人が多いのでは
ないでしょうか。

良くいえば協調性があり
悪くいえば
他人の目を気にし過ぎる。

それは
相手を傷つけまいとしての
思いやりだったりという事もあるので
けっして悪いことではないです。

ただ、それが
楽器で自由に好きなように
アドリブするということに
知らず知らずのうちに
ブレーキをかけてしまってる場合があります。

そういう人は

これで合ってるんだろうか?
間違ってるんじゃないか??
このフレーズ変って思われない?

というように
自分が的外れのことをしていないかどうか
どうしても気になってしまうのです。

「アドリブ」でつまづく本当の理由


そもそも
アドリブというのは

自分が弾くことや表現することを
誰にも指図されることなく
自由に自分で即決して弾いていくことが
アドリブです。

なので
アドリブに正解というものはありません。

合っていようが、間違っていようが
思いっきり好きなように音を出す!

これがアドリブです。


これで合ってるんだろうか
間違った事をやってるんじゃないか
的外れでカッコ悪いと人から思われないか
という「心の壁」。

これが本来の
「好きなように、やりたいように音を出す」
アドリブをするということの
弊害になってしまってることが多いです。

私のレッスンでは
必要な人には
その「心の壁」を少しずつ取り除く課程を
カリキュラムの中に取り入れています。

もちろん
アドリブの基本的な仕組みや方法も
徐々にお伝えしつつです。

そうやって
その「心の壁」を乗り越えた時の
生徒さんたちのプレイは

書き譜をそのまま弾くような演奏とは
全く異なる
その人の個性や歌心が表現された
本当に素敵なアドリブが出来るように
成長されます。

書き譜、コピーフレーズばかり弾いてる
そんな自分から脱却したい方

そんな方は是非
長岡京ミュージックジムへお問い合わせください。

一人で悩むのは
もうやめにしましょう!

2020年6月7日日曜日

(75)オンライン・レッスンのメリットとデメリット



こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

新型コロナ
緊急事態宣言も解除され
少しずつ日常を取り戻している方も
いらっしゃると思います。

私はといいますと。
手根管症候群というものになってしまい
ピアノを激しく弾くことは
しばらく禁止です。

その上
腰の椎間板も薄くなってる部位があり
少し歩き辛いという
なんとも不甲斐ない状態です(涙)

オンライン・レッスン継続しています。

といっても
レッスンできるぐらいは
ピアノを弾いても大丈夫なので
ちゃんと仕事はできていますよ。

教室のホームページで
「新型コロナの影響で順次
オンライン・レッスンに切り替えています」
と掲載してから

有り難いことに東京や埼玉の方から
お問い合わせ頂き
遠方の方のご入会が増えています。

既存の生徒さんも
大阪や奈良の方がいらっしゃるのですが
そういう方は今後も
オンライン・レッスンを継続という形に
なりそうです。

オンラインのメリットとデメリット

オンラインのメリットは
遠方の方のレッスンが可能ということ。

私のレッスンは
「こういうことが出来るようになるために
こういう練習があって
あなたは今この段階にいるから
これだけは必ずクリアしていきましょう。」

といった
私が一つ一つ組み上げた
数々の練習方法を
順序立てて伝えていくレッスンなので

オンラインには適しているかもしれません。


一方デメリットは
「セッション形式のレッスンができない」
ということ。

ただ私のレッスンでは
ソロピアノ以外の課題曲は
「iPeal Pro」というアプリを使って
練習していきます。

可能な方は
生徒さん自身で
iPeal Proを鳴らしながら
演奏してもらうので
ここも、そんなにデメリットではないです。

まだまだ知恵を絞って
工夫していける余地はありますが
オンラインも悪くないなと
思えてきました。

ですので、これからは
日本全国の方が対象です。

アドリブができなくて悩んでる方
コードを見て自由に演奏できるようになりたい方

そんな方がいらっしゃったら
是非
「長岡京ミュージックジム」へ
お問い合わせください!


2020年4月25日土曜日

(74)YouTube版「構成譜の読み方講座」新発売です!



こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

新型コロナ
なかなか収束の見通しがつかず
世界中の人が
不安な気持ちや緊張感に
晒される日々が続いてます。

私の教室の個人レッスンは
ほぼ全て
オンラインレッスンへ切り替えました。

マンションが楽器音出し禁止の生徒さんのみ
どうすれば離れていてもレッスンができるか
考え中です。
これもあと少し!

時代の動きにどう適応していくか


たしか、昨年の暮だったか
知り合いのピアノ講師の方と
「月謝の受け取り方って、
いつまで現金だと思う?」
そんな話をしていました。

それが
新型コロナの影響で
色んなことを急ピッチで構築し
月謝の受け取り方も
◉銀行振込
◉Paypay払い(既存の生徒さんのみ)
◉ペイパルを使ったクレジットカード払い
(5月以降使用可能予定)
以上3種類で出来るようにしました。

昨年の暮れには
全く思いもつかなかったことです。

こうやって
時代の動きに背中を押されて
人は時代に適応していくのでしょうか。

YouTube版「構成譜の読み方講座」新発売です


先日は
オンラインで
複数の人を相手に講座をやりました。

「今さら聞けない!?
構成譜の読み方講座」

もともとは
教室で集まってやる予定でしたが
コロナの影響でオンラインへ切り替えました。

その際
「オンラインは不安なので」
ということでキャンセルをされた方も
いらっしゃいました。

そこで思いついたのが
「安定したYouTube動画で
テキストを見ながら受講していただく」
という方法です。

これなら
オンラインの不安もなく
自分の好きな時間に、休憩も挟みながら
自由に受講できます。

構成譜というのは
「楽曲の構成」と「コード」のみの
シンプルな譜面のことです。

コードというのは
やはりそれなりに時間をかけて
勉強しなければ習得できませんが

「楽曲の構成」の記号とルールは
1日あれば習得できます。

今回のYouTube講座では
「楽曲の記号とルール」を
約45分のYouTube動画と
テキストで学べるという大変お得な
講座です。

詳細は下記のページに載せています。
https://www.yukiyomusica.com/pg298.html

興味のある方は是非お申込みください!

新コース
「ピアノでコードバッキング!基礎コース」も
オンラインレッスンの生徒さん募集中です!
詳細は下記ページへ!
https://www.yukiyomusica.com/pg290.html


2020年4月1日水曜日

(73)今、この時に何ができるか




こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

新型コロナ、本当に大変なことになっています。

私の教室では
1月末から講師、生徒ともにマスク着用
教室入退出時には
アルコールジェルで手指を消毒を
徹底してましたが
2月第1週目からは
レッスン毎に換気と
ピアノ鍵盤の消毒も徹底しています。

(本当は鍵盤をアルコールで拭くことはピアノにとって良くないのですが、今は緊急時ということで。)

今、この時に何ができるか


マンツーマンレッスンは
なんとか生徒さんに来ていただいてますが
複数の人が集まる講座は
オンラインに切り替えることにしました。

冒頭の写真は
先日の
「今さら聞けない構成譜の読み方」講座
当教室初のオンライン講座です。

準備とオンラインの勉強に約1ヶ月半。
実験を繰り返し繰り返し
なるべく
講師も受講者もストレスを感じないように
「これではダメ」「あれもダメ」を
何回もやって、ようやく開催に踏み切りました。

そんな中
この1、2ヶ月
不安で思考が止まりそうになった時に
フッと人の優しさに触れる事があったりで
本当に人様に支えられて生きてるんだなぁ
実感します。

世の中の人、みんなが不安を抱えるような
こういう時に

「世の中も捨てたもんじゃない」と
せめて、自分の手の届く範囲にいる人には
そう思ってもらえるように
私も行動できたらいいなと思います。

2020年2月28日金曜日

(72)アドリブが出来る人の頭の中

アドリブの練習方法 ピアノで歌う 

こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

新型コロナの影響で
予定されていたイベントが
次々と中止になってしまい(涙)

休日になってしまった時間を
なるべく無駄にしないよう
最近さぼっていたブログを書きます!


アドリブが出来る人の頭の中


私の教室に通われている生徒さんで
最初の頃によく言われるのが

「アドリブが出来る人の頭の中を知りたい」

これ、ほんとによく聞きます。
私も昔、めちゃくちゃ思ってました。

これね。

そもそもの話になるのですが。

クラシックを演奏する時は
譜面を見て
目に入ってきた「音符」を
書かれてある通りに演奏しますね。

ジャズや、その他いろんなジャンルで
アドリブする時は
譜面を見て
目に入ってきた「コード進行」を素に
自分が学んできた知識や情報を頼りに
瞬時に音をチョイスして奏でていきます。

これが
私がこれまで散々言ってきた
「クラシック脳」と「ジャズ脳」の違いです。


最初は格好悪くて当たり前!


アドリブをする為の知識や情報を
学び始めて間もない頃は

その量が圧倒的に少ないために
出来ることが限られます。

その少ない知識量や情報量でも
「歌心」がある人は
ノリ、間の取り方等で
カッコ良く演奏出来ることも稀にあります。

この「歌心」というのは
その人の人生で聴いてきた
「音楽の量(多ジャンル)」に比例すると
私は思っています。

では、そんなに量を聴いてこなかった人に
アドリブは出来ないのか。

そんなことはありません。
最初は拙くても
少しずつ歌心を養う練習方法があります。

そして鍵盤で歌うことに慣れてきたら
そこから
沢山の音楽を聴いていけばいいのです。

それと平行して
アドリブする為の知識や情報を学んで
チョイスできる素材を蓄えて
少しずつ
音で表現する方法を習得していきましょう。

その為の
私が最も効率的だと思う練習方法を
レッスンでお伝えしています。


アドリブが出来る為に
何をどう練習していいかわからない。

そんな方は是非
無料体験レッスンをお申し込みください!

どうやって
アドリブ脳を鍛えていくのか、
レッスンの進め方を説明させていただきます。

「学び」は「将来の自信」です。
一緒に頑張りましょう!

2020年1月10日金曜日

(71)トライアドをナメてはいけません(U・S・T使用例2)



こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

U・S・Tの使用例


(66)トライアドをナメてはいけません!
のブログで
3つのU・S・Tの使用例を挙げました。
https://yukiyomusica.blogspot.com/2019/12/66.html

(67)では
U・S・Tの定義とルール、
そして(その1)を説明しました。
https://yukiyomusica.blogspot.com/2019/12/67ust.html


今回は(その2)と(その3)。


(その2)は
基本コード「Fm7」を左手で弾いて
その上で、右手で
Fの♭7度上のメジャー・トライアドを
弾いてみましょう。でした。

♭7度上のメジャー・トライアドは
「E♭」です。

これは
いわゆる「Fm11」のことですね。

スケールは
エオリアン、もしくはドリアンの中から
発生するトライアドです。

「U・S・T」というと
7thコードに関する説明が
書かれている事が非常に多いのですが

マイナー7thに使うのも
「U・S・T」です。
覚えておきましょう。


では(その3)

(その3)は 基本コード「C7」を左手で弾いて
その上に、右手で
Cの♭6度上のメジャー・トライアドを
弾いてみましょう。でした。
(その時、左手は5度抜きで弾きましょう。)

♭6度上のメジャー・トライアドは
「A♭」ですね。

これは
オルタードスケールの中の
トライアドです。
「A♭」以外にもトライアドはありますよ。

自分で探して
是非お気に入りのサウンドを
見つけてください。

お気に入りのサウンドを見つけるコツ

左手は、コードトーンの
3度7度や、1度3度でも構いません。
(3度は必ず入れましょう)

右手のU・S・Tは
いろんな転回形を使ってみましょう。

そして
一番大事な事は

ⅡーⅤーⅠなどのコード進行で
U・S・Tを試してみましょう。

コード進行の流れの中で
U・S・Tを使うと
きっとお気に入りのサウンドが
見つかると思います。

特に、7thコードでは
前回に説明した
「リディアン♭7スケール」や
今回の「オルタードスケール」、
「コン・ディミ・スケール」もありますね。

いろんなスケールの
あなたのお気に入りのU・S・Tを
是非探してみてください!

2020年1月3日金曜日

(70)「構成譜の読み方講座」を開催します!

楽曲の構成(構成譜)の読み方講座、ミュージシャンを目指すなら絶対習得すべし!

あけましておめでとうございます。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。


「構成譜の読み方講座」を開催します!


私が運営している
「長岡京ミュージックジム」も
開校してから今年で4年目に突入します。

ジャズ・ポピュラーピアノ科と
エレキベース科の
個人レッスン主体の小さな音楽教室ですが

今年は「グループ制」の講座に
初挑戦することにしました。

ピアノやベース以外にも
ボーカル、ドラム、ギターなど
オールジャンルの人が学べるもの。
考えて考えて辿り着いたのが

「構成譜の読み方講座」です。

開催日は
2020年1月26日(日)
1回目 13時〜14時
2回目 17時〜18時

1日で2回開催します。


構成譜って?


構成譜というのは
「楽曲の構成」と「コード」のみの
シンプルな譜面のことです。

このコードというのは
やはりそれなりに時間をかけて
勉強しなければ習得できませんが

「楽曲の構成」の記号とルールは
集中すれば1、2時間で習得できます。

コードは読めなくても
「楽曲の構成」の読み方がわかると

打ち合わせやリハーサルが
ビックリするほど円滑に進みます。

よくある
バンドメンバー内での
互いのわだかまりも、確実に減ります。
↑これは絶対です!

リハーサルが効率よく進むので
スタジオ代の節約にもなります(笑)


今回の講座では
「楽曲の構成」の記号とルールを
1時間 2,000円で習得できるという
大変お得な講座です。

初回キャンペーン特典もありますので
皆さま
是非お誘い合わせのうえ御参加ください!

詳細は
コチラから(^^)