2013年3月4日月曜日

3.11「東日本大震災」によせて。2013



たくさんの人に大きな悲しみや苦しみが襲うような災害や事故、事件があった時、
「何か自分に出来る事はないか?」こう思う人は多いと思います。

3.11の震災があって、もうすぐ2年。
報道されずとも、たくさんの様々な人が地道に活動されているように、自分も今後も「続けてやっていける事は何か」をずっと考えています。

「鍵盤を弾くこと」は、今は、私の「仕事」であって、精一杯、スキルを日々高めて、それを活かせるように強い精神力や深い想像力を養っていくのは、当然のことで。
これは、あくまでも私に関しての事ですが、「鍵盤を弾くこと」で以て「続けてやっていける何か」を考えるのは少し違う気がします。
(「縁」が導いてくれた場所なら、何が何でも馳せ参じるつもりですが。)

今の自分が、人として、大人の責任として、続けてやっていける事は何なのか。

歴史上だけでなく、自分が生きている時代に起きている、多くの紛争、戦争、事故、汚職、腐敗、テロ、そして災害。
その度に、己の無知を思い知り、調べ、考えて、見えてきたもの。

この混沌とした人の世の中で、未来の可能性を秘めているのは、やはり子ども達です。
その子ども達に、自分の人生の中にある限りの「考える力や生きる知恵」「想う心」を伝えていけたら。
強く賢く「想う勇気」を持ち、逃げない大人になってくれるように。

誰が、どんな心理状態の時に、どういうタイミングで見るかわからないインターネットですが、
偶然にでも私のブログにたどり着いてもらえるのも、やはり何かの縁です。

私ごときの人生の中で、どれほどの事を伝えていけるかはわかりません。
それでも、自分の心が何かを学ぶ度に、何かを得る度に、その経緯や関わってくれたヒト、モノを惜しむ事なく、このブログに書き記そうと思います。
気の遠くなるような間接的なことかもしれませんが。
大小無数の歯車が噛み合って、遠い所にある歯車が少しでも動いてくれる事を願って、私は記し続けようと思っています。

長い時間をかけて想い巡らし、今の私が行き着いたのが、これだけというのも少々情けなく感じないでもないですが。
でも、ゴールはないと思っています。
今後も色んな本を読んだり、色んな事に興味を持って少し踏み込んでみたり、色んな人に出会ったり。。。そうしているうちに、また新たな答えを見つけられるといいなと思います。