皆さんは
「他人からの評価」
というものは気になりますか?
私は
「誰かから認められたい」
という欲求を持つことは
悪い事ではないと思っています。
ただ
その欲求が行き過ぎて
苦しくなって
身動きが取れなくなっている人も
中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
実は
「アドリブの壁」の一つにも
この「他人からの評価」が関係しています。
クラシックピアノを長くやってきた人に
よく見られる傾向で。
人前で披露するのであれば
「完璧に弾かなければいけない」
「褒められるような良い演奏をしなければいけない」
(そんな先生ばかりでなく、素晴らしい先生もたくさんいらっしゃいます。)
そういう
擦り込みの強いレッスンを受けてきた人は
「アドリブができない」という
思い込みの壁が
とても分厚く、高いです。
何を隠そう、私もそうでした。
ではどうやって
その壁を乗り越えてきたのか。
まず数年かけて
徹底的に基礎地盤を固める練習で
小さな自信を
一つ一つ積み重ねていきました。
(これは今の私のレッスンの主軸でもあります。)
そこから
少しずつ
小さな「自分への挑戦」を課し
乗り越えたり、乗り越えられなかったりを
繰り返し繰り返し。
そうやって
「自分を信じて挑戦する力」を
少しずつ少しずつ積み重ねて
今なお、その途上にありますが
いつの間にか
他人からの評価は
さほど重要ではなくなりました。
すぐには難しいかもしれませんが
「他人からの評価」は
受け止めるのではなく
なるべく受け流しましょう。
小さくてもいいので
自分の目指すべき目標を立て
一つ乗り越えたら
また次の目標へと
見据えるのは
他人の評価ではなく
明日の自分
そうやって生きてるうちに
「他人の評価」というものからは
いつの間にか
解放されていくと思いますよ(^^)