2020年4月1日水曜日

(73)今、この時に何ができるか




こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

新型コロナ、本当に大変なことになっています。

私の教室では
1月末から講師、生徒ともにマスク着用
教室入退出時には
アルコールジェルで手指を消毒を
徹底してましたが
2月第1週目からは
レッスン毎に換気と
ピアノ鍵盤の消毒も徹底しています。

(本当は鍵盤をアルコールで拭くことはピアノにとって良くないのですが、今は緊急時ということで。)

今、この時に何ができるか


マンツーマンレッスンは
なんとか生徒さんに来ていただいてますが
複数の人が集まる講座は
オンラインに切り替えることにしました。

冒頭の写真は
先日の
「今さら聞けない構成譜の読み方」講座
当教室初のオンライン講座です。

準備とオンラインの勉強に約1ヶ月半。
実験を繰り返し繰り返し
なるべく
講師も受講者もストレスを感じないように
「これではダメ」「あれもダメ」を
何回もやって、ようやく開催に踏み切りました。

そんな中
この1、2ヶ月
不安で思考が止まりそうになった時に
フッと人の優しさに触れる事があったりで
本当に人様に支えられて生きてるんだなぁ
実感します。

世の中の人、みんなが不安を抱えるような
こういう時に

「世の中も捨てたもんじゃない」と
せめて、自分の手の届く範囲にいる人には
そう思ってもらえるように
私も行動できたらいいなと思います。

2020年2月28日金曜日

(72)アドリブが出来る人の頭の中

アドリブの練習方法 ピアノで歌う 

こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

新型コロナの影響で
予定されていたイベントが
次々と中止になってしまい(涙)

休日になってしまった時間を
なるべく無駄にしないよう
最近さぼっていたブログを書きます!


アドリブが出来る人の頭の中


私の教室に通われている生徒さんで
最初の頃によく言われるのが

「アドリブが出来る人の頭の中を知りたい」

これ、ほんとによく聞きます。
私も昔、めちゃくちゃ思ってました。

これね。

そもそもの話になるのですが。

クラシックを演奏する時は
譜面を見て
目に入ってきた「音符」を
書かれてある通りに演奏しますね。

ジャズや、その他いろんなジャンルで
アドリブする時は
譜面を見て
目に入ってきた「コード進行」を素に
自分が学んできた知識や情報を頼りに
瞬時に音をチョイスして奏でていきます。

これが
私がこれまで散々言ってきた
「クラシック脳」と「ジャズ脳」の違いです。


最初は格好悪くて当たり前!


アドリブをする為の知識や情報を
学び始めて間もない頃は

その量が圧倒的に少ないために
出来ることが限られます。

その少ない知識量や情報量でも
「歌心」がある人は
ノリ、間の取り方等で
カッコ良く演奏出来ることも稀にあります。

この「歌心」というのは
その人の人生で聴いてきた
「音楽の量(多ジャンル)」に比例すると
私は思っています。

では、そんなに量を聴いてこなかった人に
アドリブは出来ないのか。

そんなことはありません。
最初は拙くても
少しずつ歌心を養う練習方法があります。

そして鍵盤で歌うことに慣れてきたら
そこから
沢山の音楽を聴いていけばいいのです。

それと平行して
アドリブする為の知識や情報を学んで
チョイスできる素材を蓄えて
少しずつ
音で表現する方法を習得していきましょう。

その為の
私が最も効率的だと思う練習方法を
レッスンでお伝えしています。


アドリブが出来る為に
何をどう練習していいかわからない。

そんな方は是非
無料体験レッスンをお申し込みください!

どうやって
アドリブ脳を鍛えていくのか、
レッスンの進め方を説明させていただきます。

「学び」は「将来の自信」です。
一緒に頑張りましょう!

2020年1月10日金曜日

(71)トライアドをナメてはいけません(U・S・T使用例2)



こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

U・S・Tの使用例


(66)トライアドをナメてはいけません!
のブログで
3つのU・S・Tの使用例を挙げました。
https://yukiyomusica.blogspot.com/2019/12/66.html

(67)では
U・S・Tの定義とルール、
そして(その1)を説明しました。
https://yukiyomusica.blogspot.com/2019/12/67ust.html


今回は(その2)と(その3)。


(その2)は
基本コード「Fm7」を左手で弾いて
その上で、右手で
Fの♭7度上のメジャー・トライアドを
弾いてみましょう。でした。

♭7度上のメジャー・トライアドは
「E♭」です。

これは
いわゆる「Fm11」のことですね。

スケールは
エオリアン、もしくはドリアンの中から
発生するトライアドです。

「U・S・T」というと
7thコードに関する説明が
書かれている事が非常に多いのですが

マイナー7thに使うのも
「U・S・T」です。
覚えておきましょう。


では(その3)

(その3)は 基本コード「C7」を左手で弾いて
その上に、右手で
Cの♭6度上のメジャー・トライアドを
弾いてみましょう。でした。
(その時、左手は5度抜きで弾きましょう。)

♭6度上のメジャー・トライアドは
「A♭」ですね。

これは
オルタードスケールの中の
トライアドです。
「A♭」以外にもトライアドはありますよ。

自分で探して
是非お気に入りのサウンドを
見つけてください。

お気に入りのサウンドを見つけるコツ

左手は、コードトーンの
3度7度や、1度3度でも構いません。
(3度は必ず入れましょう)

右手のU・S・Tは
いろんな転回形を使ってみましょう。

そして
一番大事な事は

ⅡーⅤーⅠなどのコード進行で
U・S・Tを試してみましょう。

コード進行の流れの中で
U・S・Tを使うと
きっとお気に入りのサウンドが
見つかると思います。

特に、7thコードでは
前回に説明した
「リディアン♭7スケール」や
今回の「オルタードスケール」、
「コン・ディミ・スケール」もありますね。

いろんなスケールの
あなたのお気に入りのU・S・Tを
是非探してみてください!

2020年1月3日金曜日

(70)「構成譜の読み方講座」を開催します!

楽曲の構成(構成譜)の読み方講座、ミュージシャンを目指すなら絶対習得すべし!

あけましておめでとうございます。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。


「構成譜の読み方講座」を開催します!


私が運営している
「長岡京ミュージックジム」も
開校してから今年で4年目に突入します。

ジャズ・ポピュラーピアノ科と
エレキベース科の
個人レッスン主体の小さな音楽教室ですが

今年は「グループ制」の講座に
初挑戦することにしました。

ピアノやベース以外にも
ボーカル、ドラム、ギターなど
オールジャンルの人が学べるもの。
考えて考えて辿り着いたのが

「構成譜の読み方講座」です。

開催日は
2020年1月26日(日)
1回目 13時〜14時
2回目 17時〜18時

1日で2回開催します。


構成譜って?


構成譜というのは
「楽曲の構成」と「コード」のみの
シンプルな譜面のことです。

このコードというのは
やはりそれなりに時間をかけて
勉強しなければ習得できませんが

「楽曲の構成」の記号とルールは
集中すれば1、2時間で習得できます。

コードは読めなくても
「楽曲の構成」の読み方がわかると

打ち合わせやリハーサルが
ビックリするほど円滑に進みます。

よくある
バンドメンバー内での
互いのわだかまりも、確実に減ります。
↑これは絶対です!

リハーサルが効率よく進むので
スタジオ代の節約にもなります(笑)


今回の講座では
「楽曲の構成」の記号とルールを
1時間 2,000円で習得できるという
大変お得な講座です。

初回キャンペーン特典もありますので
皆さま
是非お誘い合わせのうえ御参加ください!

詳細は
コチラから(^^)


2019年12月31日火曜日

(69)とある生徒さんの話



こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

2019年も今日で最後。
本当に
たくさんの方々にお世話になり
感謝の気持ちでいっぱいです。

有り難うございました!


人が生きる為の治療に関われることが嬉しい



今年最後のブログは

とある生徒さんの話を。

私の生徒さんで
看護師の仕事をしている女性がいます。

彼女は今
透析の病院に勤務しているので
大晦日も元旦も関係なく
お仕事だそうです。

そんな彼女は
今の病院に務める前は
ホスピスで働いていて
多くの方の最後の時を看取ったことを
語ってくれました。

今は
「人が生きる為の治療に
関われることが嬉しい」と

とても充実した顔で言ってくれます。

彼女と出会って
ほんの数ヶ月ですが
たくさんの事を学ばせてもらってる
そんな気がします。

2020年
どんな年に出来るか
まだ分かりませんが。

自分の向く方向を
しっかり見定めて
皆さまに少しでもご恩返しできるように
私も
一歩一歩生きていければと
思います。


では皆さま
どうぞ良いお年をお迎えください。
皆さまにとって
実り多き年になりますように。