「裏コード」という言葉を
聞くと思います。
これはどういうものかというと
「♭7thコード」の
減5度上の「♭7thコード」
を指す言葉です。
例えば
@「G7」の裏コードは「D♭7」
「G7」の代理コードとして
「D♭7」が使えるということ。
@「C7」の裏コードは「G♭7」
「C7」の代理コードとして
「G♭7」が使えるということ。
なぜそのような
一見関係のないようなコードが
代理として使えるのか。
ここでは説明を省きますが
どうしても知りたい方は
レッスンを受けて下さいね(^^)
ちなみに
なぜ「裏」かというと
下の5度圏の表を見てみてください。
ちょうど
対角線上の反対側にあるからなんですね。
ここで注意して欲しい事があります。
それは
「G7の代理でD♭7が使える」と言っても
いつでもどこでも使えるわけではない
ということです。
既成の曲に
裏コードを使っても
合わない事があります。
それはなぜかというと
そのメロディが
その裏コードに合うスケールや音でない
からです。
いくら裏コードを使いたくても
あくまでも
「メロディーやフレーズを優先させる」
ということを覚えておきましょう。
さらにジャズでは
左手コードのテンションを
フレーズと一致させなければならない
という複雑な要素がありますが
これも段階を踏んで訓練していくと
徐々に分かるようになっていきます。
このように
使いこなすには、なかなか難しい
「裏コード」ですが
チャレンジして「何かおかしい」
と感じることも
大切で必要な経験です。
「変だな」と思ったら
使わなければ良いだけなので
恐れずに
どんどんチャレンジしてください(^^)
恐れずに
どんどんチャレンジしてください(^^)