2017年5月9日火曜日

(32)[裏コード]の誤解


音楽を学んでいると
「裏コード」という言葉を
聞くと思います。

これはどういうものかというと

「♭7thコード」の
減5度上の「♭7thコード」
を指す言葉です。

例えば

「G7」の裏コードは「D♭7」
「G7」の代理コードとして
「D♭7」が使えるということ。

「C7」の裏コードは「G♭7」
「C7」の代理コードとして
「G♭7」が使えるということ。

なぜそのような
一見関係のないようなコードが
代理として使えるのか。

ここでは説明を省きますが
どうしても知りたい方は
レッスンを受けて下さいね(^^)


ちなみに
なぜ「裏」かというと
下の5度圏の表を見てみてください。



ちょうど
対角線上の反対側にあるからなんですね。


ここで注意して欲しい事があります。


それは

「G7の代理でD♭7が使える」と言っても
いつでもどこでも使えるわけではない
ということです。

既成の曲に
裏コードを使っても
合わない事があります。

それはなぜかというと
そのメロディが
その裏コードに合うスケールや音でない
からです。

いくら裏コードを使いたくても
あくまでも
「メロディーやフレーズを優先させる」
ということを覚えておきましょう。


さらにジャズでは
左手コードのテンションを
フレーズと一致させなければならない
という複雑な要素がありますが
これも段階を踏んで訓練していくと
徐々に分かるようになっていきます。


このように
使いこなすには、なかなか難しい
「裏コード」ですが
チャレンジして「何かおかしい」
と感じることも
大切で必要な経験です。

「変だな」と思ったら
使わなければ良いだけなので
恐れずに
どんどんチャレンジしてください(^^)

2017年4月9日日曜日

(31)「縦」と「横」の両方で出来るようになろう。


アドリブの練習方法には
様々なやり方がありますが

私のレッスンでは
以下のような方法で進めていきます。


まず
曲の各コードに沿った
スケール、コードトーンや
アプローチノート等を
リズムに乗せて練習します。

そしてそれらを
一つずつ使ってアドリブする方法を
実演を交えながら教えます。

これは各コードに忠実に反応していく
【縦】を意識する方法です。


ある程度アドリブが出来るようになったら
モード奏法を学びます。
そして
そのモード奏法を曲に応用していきます。

これは曲を大きく捉える、謂わば
【横】の流れを意識するやり方ですね。

まずは
この【縦】と【横】の両極端を学んで
どちらの方法でも自由に弾けるようにしていきます。

大切なのは
使い分けている事をちゃんと意識すること。

その時々によって自由に使い分けることで
アドリブの幅が広がり
自信が積み重なって、心の余裕ができ
歌えるようになっていきます。

道のりは遠く感じるかもしれませんが
一つ一つ
「丁寧に」「確実に」やっていくと
必ず出来るようになります(^^)
一緒に頑張りましょう♪

2017年3月16日木曜日

(30)「基礎力」は最大の武器です。


長岡京ミュージックジムに
ピアノコースの問い合わせくださる方で
特に多いのは


「アドリブが出来なくて自信がない」
という悩みをお持ちの方です。


体験レッスンで話を聞くと


コードはなんとなくわかっているけど
「コードを見て何かを弾け」
と言われると何を弾いていいのかわからない。


勇気を出して
ジャムセッションに行ってみたけど
知らない曲を無理に弾かされ
何もできなくて恥ずかしい思いをして
トラウマになってしまった等。


長い間、一人で悩んで
それでも
「何とか自分を変えたい」という
切なる気持ちになった時、
長岡京ミュージックジムへ連絡下さいます。


私のレッスンでは
ある程度
コードやスケールをわかってる人でも
基礎を徹底的に培うレッスンから始めます。


例えば
7thやm7thの4和音コードを弾ける人でも
あえて「3和音」のコードからやります。


なぜか。

それは

コードをわかっていても
12キー全てのルートに対して
3度や5度の音を瞬時に弾くのは
実は意外に難しくて。
(それを習得するために
脳を使う少し特殊な課題を出します。)

この
「ルートに対して
自分は今何度の音を弾いてるのかを
把握しながら弾ける」
という基礎力は、
後々大きな自信となるからです。


このように
やがて「自信」となっていく
「基礎力を身に付けていく事」
音楽の世界に限らず
どんな世界でも通用する
「最大の武器」だと私は思っています。

まずは
自分の土台となる「基礎力」を
徹底的に鍛え上げましょう。

そうすることで
「揺るぎない自信」と「柔軟な対応力」
を兼ね備えることができると思います(^^)

2017年2月14日火曜日

グリーンスムージー4周年、経過報告。



2013年の1月24日からほぼ毎朝、
グリーンスムージーを作って飲んでいます。

飲むのが当たり前になってて
4周年の事をすっかり忘れていましたが
記録のため、4周年経過報告。

4年間続けて、

立ちくらみが全くなくなり(1年目〜)
生理痛が随分軽くなり(1年目〜)
毎日快腸のお陰か気持ちも前向き(2年目〜)
口内炎もできなくなり(2年目〜)
肌荒れが滅多に起こらなくなり(2年目〜)
風邪らしい風邪も引かず(2、3年目〜)


グリーンスムージーを飲み始める前と
その後4年間の私の体の変化です。


心の健康と身体の健康は連動していて
身体が元気だからこそ
乗り越えられる事もたくさんあります。

昨年も書きましたが
手軽な材料でできるグリーンスムージーは
オススメです(^^)

レシピです。
(昨年までのと少し変わりました。)


〈グリーンスムージー 2人分〉

・リンゴ半分
・バナナ1本
・黒すりごま 大さじ1杯(入れない時もあります。)
・北海道てんさいオリゴ 大さじ1 

・小松菜2〜3株(たまに水菜や春菊に変えたりします。)
・水 約250cc(冬はぬるま湯を足してます。)

以上をジューサーで1分ぐらい粉砕して、出来上がり♪

生理中は、レモン汁を垂らします。
(鉄分とビタミンCを一緒に摂ると鉄分の吸収率が上がるそうなので。「ためしてガッテン」情報より。)


ちなみに、
小松菜などの葉もの野菜は
安い時にまとめ買い。
薄い酢水でつけ置き洗いし(約5分)
野菜水切りカゴで水気を切った後、ジップロック等の保存袋に入れて冷凍保存します。

(酢水につけるのは残留農薬を落とすためですが、どれぐらい効果があるかはわかりません。)



一応、過去3年分の経過報告も貼っておきます。

2017年2月12日日曜日

(29)「小さな自信」を積み重ねていきましょう。


私のレッスンは

ジャズやフュージョン等を演奏する為に
必要な知識と技術を

なるべく効率良く習得できるよう
系統立てたカリキュラムに沿って進めます。

この1年
色んな生徒さん達と接してきて

つい数ヶ月前には見えなかったことが
練習によって見えるようになったり

種類は違えど
それぞれに抱えていた壁を
乗り越えた瞬間に立ち会えたり。

そういう時の生徒さんの表情は
「一つ乗り越えた」自信によって
キラキラ輝いて見えます。

人が進歩&向上していくのを見るのは
本当に嬉しくて。
「自分もやらないとなぁ♪」
という刺激を貰います。

一緒に
「小さな自信」を積み重ねていきましょう(^^)