2021年8月3日火曜日

(93)自分のアドリブを説明できる力は必要か?

 



こんにちは。

アドリブ脳を鍛えるピアノ講師

岡 幸代です。


自分で弾いてる音を説明できるか?

私が昔

ジャズの学校に通っていた頃に

ウッドベースの先生が開催する

【ピアノトリオセミナー】というのがありました。


そのセミナーを受講していて

先生に何回も言われた言葉があります。


それは

『自分が今やったアドリブに関して

どういう理由で、その音を選んで弾いたか

全部自分で説明できるか?

何を弾いたか分からない

覚えていない、と言ってるうちは

説得力のある演奏は出来ない』


今思うと

これは、一理あります。


基礎から

アドリブやコード演奏を学んでいる時期は

特に必要なことだと思います。

初心者の段階から

なんとなく感覚で弾いていると

「これで良いのかどうか自分でもよく分からない」

と、いつまでも納得できない

モヤモヤを抱えることになるからです。


学んで

知識をつけて

自分のやっていることに裏付けが取れて

納得できたら

それが自信となって

説得力のある演奏が出来るようになっていきます。


教える仕事をするなら言語化は大事です。

さらに

教える仕事を目指している人は

自分のやっていることを言語化し

それを分かりやすく

人に説明できる力

とても必要になってくると私は思います。


稀に

天才的に感覚で弾けて

プロで活動してる方もいらっしゃいますが

そういう方が

感覚で弾けない人に教えるのは

とても難しいことだと思うのです。


感覚で弾けてしまう人というのは

私の講師経験上

17年見ても稀です。

特に鍵盤に関しては

クラシック経験者が多いので

そういう方にとっては

感覚で弾くということが

まるで魔法か何かのように感じられるんですね。


学んで、知識をつけていくには

覚えることも沢山あります。

それでも

自分のやっていることに裏付けが取れて

納得できた時

魔法のように思っていたことが

自然に出来るようになっていきます。


諦めなければ

必ず出来るようになりますよ。

一緒に頑張りましょう!

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長岡京ミュージックジム

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