2026年1月6日火曜日

(107)アドリブができる人の頭の中は?「クラシック脳」と「ジャズ脳」の違いと鍛え方

こんにちは。アドリブ脳を鍛えるピアノ講師、岡 幸代です。

私の教室に通い始めたばかりの生徒さんから、一番よく聞かれる質問があります。 「先生、アドリブができる人の頭の中って、一体どうなっているんですか?」

実は私自身も、昔は毎日のように思っていました。楽譜がないのにスラスラとメロディが溢れてくる人を見て、「魔法でも使っているのかな?」「私とは何が違うんだろう?」と。

今回は、アドリブが苦手な方が陥りがちな「脳の使い方のクセ」と、初心者からでも「アドリブ脳」を育てるためのステップについてお話しします。


1. 「クラシック脳」と「ジャズ脳」の決定的な違いとは?

そもそも、クラシック演奏とジャズ(アドリブ)演奏では、脳の使い方が根本的に異なります。

  • クラシック脳(再現の脳): 楽譜に書かれた「音符」を正確に読み取り、作曲家の意図を忠実に再現する。

  • ジャズ脳(構築の脳): コード進行という「設計図」をもとに、自分の知識と引き出しから**「瞬時に音を選んで」**物語を紡ぎ出す。

アドリブができる人の頭の中には、たくさんの「音の素材(フレーズやスケール)」がストックされており、それをリアルタイムで組み替えているのです。

2. 「センスがないからアドリブは無理」という勘違い

アドリブを始めたばかりの頃は、頭の中にある「知識(使える音の素材)」が少なくて当然です。言葉を覚え立ての子供が、まだ複雑な演説ができないのと同じです。

稀に、知識がなくても感覚(歌心)だけで格好良く弾ける人もいますが、それはほんの一部。 「これまであまり音楽を聴き込んでこなかったから、自分にはセンスがない」と諦める必要はありません。

「歌心」や「アドリブのセンス」は、後からロジカルに身につけることができるからです。

3. 最速でアドリブ脳を鍛える「インプット&アウトプット」

効率よくアドリブができるようになるには、以下の2つを並行して行うのが近道です。

  1. 知識の習得(インプット): アドリブに必要な「音の素材」を学ぶ

  2. 歌う練習(アウトプット): 鍵盤を使って、自分の心で歌うことに慣れる

「素材」だけ学んでも使い方がわからなければ弾けませんし、「歌心」だけあっても知識がなければ指が動きません。私のレッスンでは、この両輪を回すことで、誰でも迷わずにアドリブ脳を育てていけるカリキュラムを提供しています。


まとめ:憧れの自由な演奏への第一歩

「学び」は一生の宝物であり、**「将来の自信」**に繋がります。 「アドリブができるようになりたいけれど、何から手をつければいいかわからない」と一人で悩む時間はもったいないですよ。

まずは無料体験レッスンで「アドリブ脳」の作り方を体感してみませんか? 闇雲な練習ではなく、今のあなたに必要な「具体的な進め方」をご提案します。

憧れの自由な演奏を目指して、一緒に楽しく頑張りましょう!

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2024年3月23日土曜日

(106)アドリブの壁「集中力の配分」



こんにちは。

アドリブ脳を鍛えるピアノ講師

岡 幸代です。


アドリブする時に集中すべき事

アドリブができるようになるためには

たくさんのことを覚える必要があります。

コード、スケール、テンション等々・・・

それだけではなく

それらを使った仕組みも学んで、自分で自由に組み立てていく必要があります。

これだけでもかなりの集中力を要することは想像できるかと思います。


さらに

ジャムセッションなどのバンドの中で演奏する時

ピアノの人は(特に初心者の人は)

右手でアドリブ、左手でコードと

集中力を2つに分散させるだけでなく

周りの楽器の人の音を聞きながら演奏するという

集中力を3つに分散させる必要があります。


そして最終的には

アドリブになるべく多くの集中力を配分するのが理想的です。


集中力をアドリブに多く配分するために

アドリブに多く集中力を配分するには

どうすれば良いのでしょうか。


先ほど、集中力を3つに分散させると書きました。

そのうちの一つ、左手のコードに関しては

とにかく早いうちに覚えてしまいましょう。

どんなキーでも

コードを見ただけで

勝手に左手が動くようになるまで

鍵盤がなくても頭の中で鍵盤上のコードの形が難なくイメージできるぐらいになるまで根気強く練習しましょう。


コードが覚えられたら

アドリブの仕組みを勉強して右手でアドリブできるようにしていきます。


その後のことになりますが

集中力の分散の3つ目。

「周りの人の音を聞きながら」ですが

これは意識の持ち方で習得できるようになります。


どういうことかというと

「自分が何を弾くか」に重点を置くのではなく

「周りの音を聞いて、自分がその時どう演奏したいか」

に意識をシフトしていくのです。


これは前もって決めたフレーズをそのまま弾くのでは実現しません。

個人練習で

散々アドリブの仕組みを練習して

ある程度のことができるようになったら

あとは、周りの音と調和してその時に感じるままを弾くことに集中します。

でも実はこれが

「アドリブの一番高い壁」だったりします。


アドリブの一番高い壁を乗り越えるために

特にクラシックピアノ経験者の前に立ちはだかるのが、この壁です。

アドリブの仕組みを勉強したての頃は

英単語を少ししか知らない英会話初心者と同じで

たどたどしいアドリブになってしまうのは

仕方のないことです。


比較的、楽譜通りに弾くのが得意な

クラシックピアノ経験者は

楽譜があったらカッコいい演奏ができた自分が

突然

よちよち歩きのたどたどしい演奏になってしまうのは

やはり苦しくて辛い気持ちになるのは当然です。


そこにも、ちょっとしたコツがあります。

すぐには出来るようにはなりませんが

「ほんの少しの勇気」があれば必ず、徐々に弾けるようになります。


当教室では、そのコツも伝えています。

アドリブができなくて悩んでいる方は、ぜひ体験レッスンをお申し込みください。

アドリブの入り口を体験していただけますよ♪

お申し込みはこちら↓

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2023年7月11日火曜日

(105)アドリブでスケールを使えるようになる効果的な練習とは?

 



こんにちは。

アドリブ脳を鍛えるピアノ講師

岡 幸代です。


曲中の各コードで使えるスケールは分かりますか?

スケールでアドリブ出来るようになる為には

まず、曲中のコードで

何のスケールが使えるかが分かる必要があります。


ダイアトニック・コードであれば

最初の基本の理論を理解できれば

さほど時間をかけずに

スケールが分かるようになります。


問題は曲中で転調している場合です。

何のキーに転調しているかを

見極める必要があるので

少しハードルが上がります。


ですが、今はインターネットで調べると

各コードで何のスケールが使えるかを

教えてくれているページがたくさんあるので

さほど理論がわかっていなくても

スケールはそれなりに判明します。


問題は、そこからどうやって

スケールをアドリブに取り入れていけるようになるか、です。


アドリブでスケールを使えるようになる効果的な練習とは?

みなさんは曲でスケール練習をする時

何オクターブ練習しますか?


私のレッスンでは

右手の届く範囲の端から端まで

行ったり来たりで弾けるようにしていきます。


左手でコードを押さえながら

各コードで使えるスケールを出来るだけ広範囲で

練習するのが望ましいです。


そしてその際

とても重要なコツがあります!


それは

ルート以外のコードトーンから

スケールを弾き始めて

次のコードの

ルート以外のコードトーンに着地する練習です。


例えば

コードの3度からスケールを弾き始めたなら

次のコードの3度に着地、というやり方です。


スケールを弾くときは

上下行で

鍵盤の端から端まで

右手の届く範囲を行ったり来たり練習します。


行ったり来たりする時の

折り返し地点は自由で

運指の無理のない範囲でやっていきます。


これ、簡単そうで

実はけっこう難しいですよ。


鍵盤上で、どの音域でも

各スケールが見えていないと出来ないからです。


それでも

これが出来るようになると

かなりスケールをアドリブに活かしやすくなります。


慣れてきたら

3度、5度、7度、さらに9度など

ランダムに着地できるようにするとさらに良いですよ。


私のレッスンでは

実演を交えてやり方を説明しますので

興味のある方はぜひ当教室へお問い合せください。

お問い合わせページはこちら↓

https://www.yukiyomusica.com/application.html



2023年5月19日金曜日

(104)コードトーンだけでアドリブ!「7175フレーズ」って?

 


こんにちは。

アドリブ脳を鍛えるピアノ講師

岡 幸代です。


コードトーンだけでアドリブできますか?

突然ですが

「コードトーンだけを使ってアドリブをしてください」

と言われたら

あなたは出来ますか?


コードトーンとはコードの構成音のことで

例えば「C7」だったら

「ド・ミ・ソ・シ♭」の4音のことです。


コードトーンだけでアドリブする時

よくやりがちなのが

ルートから弾き始めてしまう

ということです。


それだと

「ただ単にコードトーンを弾いてるだけ」感

が色濃く出てしまってアドリブとは言えません。


コードトーンだけでアドリブするには

ちょっとしたコツがあります。


一つ目は

ルート以外の音が咄嗟に出るように

転回形も全てしっかりと練習しましょう。

例えば「C7」だったら下記のような転回形があります。



曲で練習する際は

第1転回だったら第1転回だけを

コード進行に沿ってインテンポで弾く練習をします。

第2転回、第3転回も同様に。


この練習だけでも、コードトーンだけで

随分とアドリブ出来るようになっていきますが

もう一つ、とても便利なフレーズがありますよ!


とても使い勝手の良い「7175フレーズ」

それは名付けて

「7175フレーズ」


何かというと

コードトーンの「7度、1度、7度、5度」

のことです。下記の例を見てください。


このフレーズを

4分音符や8分スイング、16部音符など

色んなリズムで弾いてみると

ちゃんと歌ってるフレーズに聞こえるんですね。

他のコードの例も見てみましょう!


これらの7175フレーズを

どのようにアドリブに活かしていくのか。


ジャズスタンダードの「枯葉」の

最初の8小節間で実際にやってみると

こんな風になります。


7175フレーズには赤い丸をつけてあります。

その他の音符は全てコードトーンだけになっています。

(小節内だけでなくシンコペーションや弱起で食って入ってる音もあります。)


どうですか?

コードトーンだけしか使ってないのに

立派なフレーズになっていますね!


アドリブが出来なくて悩んでいる方は

ぜひ練習に取り入れてください。


アドリブには他にも色んなコツや仕組みが

あります。


練習してみたい方は

下記ホームページのお問い合わせページから

体験レッスンをお申し込みください!

https://www.yukiyomusica.com/index.html

お問い合わせページはこちら↓

https://www.yukiyomusica.com/application.html


2023年4月1日土曜日

(103)ライバルの存在の大きさ

 



こんにちは。

アドリブ脳を鍛えるピアノ講師

岡 幸代です。


地道で忍耐力が必要な音楽の練習

「かっこいい!あんな風になりたい!」

と思って始めたコードやアドリブの練習。


華やかなライブの様子とはかけ離れて

意外に地道で忍耐力が必要だと感じている人は

いるんじゃないでしょうか?


どんな楽器でも

そういった練習は必ずあります。

ピアノも例外ではありません。


私が日々出す課題も

地味ながらも、脳を使いながら

忍耐強く頑張らなければいけない課題が

多くあります。


ただ、それらは決して難しい課題ではなく

根気強く、計画立てて練習していくと

必ず出来るようになる課題ばかりです。


それでも、途中で気持ちが折れそうになる時が

あるかもしれません。

そんな時は私が

より効率的に練習するためのアドバイスをしたり

何とかモチベーションを保ってもらう工夫をしています。


ライバルの存在の大きさ

そういう私も

かつてジャズの学校に通っていた時

なかなか上手くならなくて苦しい時がありました。


当時通っていた学校は優秀な人が多く

地味で忍耐力が必要な練習を

課題でなくても自らどんどんやる人で溢れていました。


定期発表のライブで

回を重ねるごとに、すごく上手くカッコ良くなっている

同期のピアニストがいて

私にとっては、その人の存在が

大きなモチベーションとなっていました。


ですので

今現在、音楽を勉強している人や訓練中の人は

ライバルを見つけることを強くお勧めします。


ライバルを見つけるためには?

それはズバリ!

セッションに参加することです。


今は

初心者のためのセッションが数多くありますね。

やる曲も決まっていて、何かしらの準備をしていけるのも

初心者にとっては有り難いです。


そういうセッションに参加して

自分と同じ楽器の人の演奏に刺激をもらうのです。


課題や練習で

心が折れそうになった時

「何くそ!」という気持ちにハッパをかけてくれるのが

ライバルの存在。


是非良いライバルを見つけましょう!