私のレッスンの中には
自分に自信をつけていく為の
「基礎を徹底的に身につけていく」という
カリキュラムがあります。
しかしジャズは
時代の移り変わりで
流行やスタイルが変化していきます。
「基礎を徹底的にやり込む」
というレッスンの方針は変わりませんが
最前線で活躍している人のプレイ等を
研究して
レッスンに落とし込む事はできないかと
考え続けることは
指導する者にとって
とても大事なことだと思っています。
*ここからの話は少し専門的な話なので
読みたくない方はスルーしてください。
つい読んでしまって、もし意味が分からなくても
「音楽って奥深いんだな」と
なんとなく感じて頂けたら幸いです。
今
ある人のプレイを研究していて
m7thコードにテンション♮13をつける
という手法を勉強してます。
Dm7なら
「Dm7(13)」という表記になります。
Dm6ではありませんよ。
テンションとして使うので
7thの音も一緒に弾かなくてはいけません。
一般的にジャズ理論書には
Dドリアンの時は
「シ」はアボイドノートで
コードには使わないことになっています。
どういう積み方で
どういう時に使えるのか
前後のコードの流れは?
なぜ
m7thコードにテンション♮13をつけて
美しく響くのか。
これだからジャズの勉強はやめられない(笑)