2020年6月7日日曜日

(75)オンライン・レッスンのメリットとデメリット



こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

新型コロナ
緊急事態宣言も解除され
少しずつ日常を取り戻している方も
いらっしゃると思います。

私はといいますと。
手根管症候群というものになってしまい
ピアノを激しく弾くことは
しばらく禁止です。

その上
腰の椎間板も薄くなってる部位があり
少し歩き辛いという
なんとも不甲斐ない状態です(涙)

オンライン・レッスン継続しています。

といっても
レッスンできるぐらいは
ピアノを弾いても大丈夫なので
ちゃんと仕事はできていますよ。

教室のホームページで
「新型コロナの影響で順次
オンライン・レッスンに切り替えています」
と掲載してから

有り難いことに東京や埼玉の方から
お問い合わせ頂き
遠方の方のご入会が増えています。

既存の生徒さんも
大阪や奈良の方がいらっしゃるのですが
そういう方は今後も
オンライン・レッスンを継続という形に
なりそうです。

オンラインのメリットとデメリット

オンラインのメリットは
遠方の方のレッスンが可能ということ。

私のレッスンは
「こういうことが出来るようになるために
こういう練習があって
あなたは今この段階にいるから
これだけは必ずクリアしていきましょう。」

といった
私が一つ一つ組み上げた
数々の練習方法を
順序立てて伝えていくレッスンなので

オンラインには適しているかもしれません。


一方デメリットは
「セッション形式のレッスンができない」
ということ。

ただ私のレッスンでは
ソロピアノ以外の課題曲は
「iPeal Pro」というアプリを使って
練習していきます。

可能な方は
生徒さん自身で
iPeal Proを鳴らしながら
演奏してもらうので
ここも、そんなにデメリットではないです。

まだまだ知恵を絞って
工夫していける余地はありますが
オンラインも悪くないなと
思えてきました。

ですので、これからは
日本全国の方が対象です。

アドリブができなくて悩んでる方
コードを見て自由に演奏できるようになりたい方

そんな方がいらっしゃったら
是非
「長岡京ミュージックジム」へ
お問い合わせください!


2020年4月25日土曜日

(74)YouTube版「構成譜の読み方講座」新発売です!



こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

新型コロナ
なかなか収束の見通しがつかず
世界中の人が
不安な気持ちや緊張感に
晒される日々が続いてます。

私の教室の個人レッスンは
ほぼ全て
オンラインレッスンへ切り替えました。

マンションが楽器音出し禁止の生徒さんのみ
どうすれば離れていてもレッスンができるか
考え中です。
これもあと少し!

時代の動きにどう適応していくか


たしか、昨年の暮だったか
知り合いのピアノ講師の方と
「月謝の受け取り方って、
いつまで現金だと思う?」
そんな話をしていました。

それが
新型コロナの影響で
色んなことを急ピッチで構築し
月謝の受け取り方も
◉銀行振込
◉Paypay払い(既存の生徒さんのみ)
◉ペイパルを使ったクレジットカード払い
(5月以降使用可能予定)
以上3種類で出来るようにしました。

昨年の暮れには
全く思いもつかなかったことです。

こうやって
時代の動きに背中を押されて
人は時代に適応していくのでしょうか。

YouTube版「構成譜の読み方講座」新発売です


先日は
オンラインで
複数の人を相手に講座をやりました。

「今さら聞けない!?
構成譜の読み方講座」

もともとは
教室で集まってやる予定でしたが
コロナの影響でオンラインへ切り替えました。

その際
「オンラインは不安なので」
ということでキャンセルをされた方も
いらっしゃいました。

そこで思いついたのが
「安定したYouTube動画で
テキストを見ながら受講していただく」
という方法です。

これなら
オンラインの不安もなく
自分の好きな時間に、休憩も挟みながら
自由に受講できます。

構成譜というのは
「楽曲の構成」と「コード」のみの
シンプルな譜面のことです。

コードというのは
やはりそれなりに時間をかけて
勉強しなければ習得できませんが

「楽曲の構成」の記号とルールは
1日あれば習得できます。

今回のYouTube講座では
「楽曲の記号とルール」を
約45分のYouTube動画と
テキストで学べるという大変お得な
講座です。

詳細は下記のページに載せています。
https://www.yukiyomusica.com/pg298.html

興味のある方は是非お申込みください!

新コース
「ピアノでコードバッキング!基礎コース」も
オンラインレッスンの生徒さん募集中です!
詳細は下記ページへ!
https://www.yukiyomusica.com/pg290.html


2020年4月1日水曜日

(73)今、この時に何ができるか




こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

新型コロナ、本当に大変なことになっています。

私の教室では
1月末から講師、生徒ともにマスク着用
教室入退出時には
アルコールジェルで手指を消毒を
徹底してましたが
2月第1週目からは
レッスン毎に換気と
ピアノ鍵盤の消毒も徹底しています。

(本当は鍵盤をアルコールで拭くことはピアノにとって良くないのですが、今は緊急時ということで。)

今、この時に何ができるか


マンツーマンレッスンは
なんとか生徒さんに来ていただいてますが
複数の人が集まる講座は
オンラインに切り替えることにしました。

冒頭の写真は
先日の
「今さら聞けない構成譜の読み方」講座
当教室初のオンライン講座です。

準備とオンラインの勉強に約1ヶ月半。
実験を繰り返し繰り返し
なるべく
講師も受講者もストレスを感じないように
「これではダメ」「あれもダメ」を
何回もやって、ようやく開催に踏み切りました。

そんな中
この1、2ヶ月
不安で思考が止まりそうになった時に
フッと人の優しさに触れる事があったりで
本当に人様に支えられて生きてるんだなぁ
実感します。

世の中の人、みんなが不安を抱えるような
こういう時に

「世の中も捨てたもんじゃない」と
せめて、自分の手の届く範囲にいる人には
そう思ってもらえるように
私も行動できたらいいなと思います。

2020年2月28日金曜日

(72)アドリブが出来る人の頭の中

アドリブの練習方法 ピアノで歌う 

こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

新型コロナの影響で
予定されていたイベントが
次々と中止になってしまい(涙)

休日になってしまった時間を
なるべく無駄にしないよう
最近さぼっていたブログを書きます!


アドリブが出来る人の頭の中


私の教室に通われている生徒さんで
最初の頃によく言われるのが

「アドリブが出来る人の頭の中を知りたい」

これ、ほんとによく聞きます。
私も昔、めちゃくちゃ思ってました。

これね。

そもそもの話になるのですが。

クラシックを演奏する時は
譜面を見て
目に入ってきた「音符」を
書かれてある通りに演奏しますね。

ジャズや、その他いろんなジャンルで
アドリブする時は
譜面を見て
目に入ってきた「コード進行」を素に
自分が学んできた知識や情報を頼りに
瞬時に音をチョイスして奏でていきます。

これが
私がこれまで散々言ってきた
「クラシック脳」と「ジャズ脳」の違いです。


最初は格好悪くて当たり前!


アドリブをする為の知識や情報を
学び始めて間もない頃は

その量が圧倒的に少ないために
出来ることが限られます。

その少ない知識量や情報量でも
「歌心」がある人は
ノリ、間の取り方等で
カッコ良く演奏出来ることも稀にあります。

この「歌心」というのは
その人の人生で聴いてきた
「音楽の量(多ジャンル)」に比例すると
私は思っています。

では、そんなに量を聴いてこなかった人に
アドリブは出来ないのか。

そんなことはありません。
最初は拙くても
少しずつ歌心を養う練習方法があります。

そして鍵盤で歌うことに慣れてきたら
そこから
沢山の音楽を聴いていけばいいのです。

それと平行して
アドリブする為の知識や情報を学んで
チョイスできる素材を蓄えて
少しずつ
音で表現する方法を習得していきましょう。

その為の
私が最も効率的だと思う練習方法を
レッスンでお伝えしています。


アドリブが出来る為に
何をどう練習していいかわからない。

そんな方は是非
無料体験レッスンをお申し込みください!

どうやって
アドリブ脳を鍛えていくのか、
レッスンの進め方を説明させていただきます。

「学び」は「将来の自信」です。
一緒に頑張りましょう!

2020年1月10日金曜日

(71)トライアドをナメてはいけません(U・S・T使用例2)



こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

U・S・Tの使用例


(66)トライアドをナメてはいけません!
のブログで
3つのU・S・Tの使用例を挙げました。
https://yukiyomusica.blogspot.com/2019/12/66.html

(67)では
U・S・Tの定義とルール、
そして(その1)を説明しました。
https://yukiyomusica.blogspot.com/2019/12/67ust.html


今回は(その2)と(その3)。


(その2)は
基本コード「Fm7」を左手で弾いて
その上で、右手で
Fの♭7度上のメジャー・トライアドを
弾いてみましょう。でした。

♭7度上のメジャー・トライアドは
「E♭」です。

これは
いわゆる「Fm11」のことですね。

スケールは
エオリアン、もしくはドリアンの中から
発生するトライアドです。

「U・S・T」というと
7thコードに関する説明が
書かれている事が非常に多いのですが

マイナー7thに使うのも
「U・S・T」です。
覚えておきましょう。


では(その3)

(その3)は 基本コード「C7」を左手で弾いて
その上に、右手で
Cの♭6度上のメジャー・トライアドを
弾いてみましょう。でした。
(その時、左手は5度抜きで弾きましょう。)

♭6度上のメジャー・トライアドは
「A♭」ですね。

これは
オルタードスケールの中の
トライアドです。
「A♭」以外にもトライアドはありますよ。

自分で探して
是非お気に入りのサウンドを
見つけてください。

お気に入りのサウンドを見つけるコツ

左手は、コードトーンの
3度7度や、1度3度でも構いません。
(3度は必ず入れましょう)

右手のU・S・Tは
いろんな転回形を使ってみましょう。

そして
一番大事な事は

ⅡーⅤーⅠなどのコード進行で
U・S・Tを試してみましょう。

コード進行の流れの中で
U・S・Tを使うと
きっとお気に入りのサウンドが
見つかると思います。

特に、7thコードでは
前回に説明した
「リディアン♭7スケール」や
今回の「オルタードスケール」、
「コン・ディミ・スケール」もありますね。

いろんなスケールの
あなたのお気に入りのU・S・Tを
是非探してみてください!