以前このブログの
(2)音程差の認識力を身につけよう
で、少し「音程」の話をしました。
この音程はとても大事で。
音程とは
音と音の間隔のことです。
短3度、長3度、短6度、長6度など
音程を理解する事は
順を追って説明されれば
そう難しい事ではないと思います。
では
短3度、長3度、短6度、長6度など
「12の各音から正確に答えよ」と
問われるとどうでしょうか。
例えば
A♭の音から見て
長3度上の音は?
答えは「C」の音です。
では
A♭の音から見て
短3度上の音は?
ここで「B」の音と答えた人は
正解ではありません。
鍵盤上の見た目は確かに
「B」の場所ですが
正確には違います。
答えは「C♭」が短3度。
ちなみに
「A♭」から見て上の「B」の音程は
「増2度」です。
このように
すべての音から
すべての音程を
正確に答えられるようになるには
かなり勉強していなければ出来ません。
鍵盤を弾く人は
すべてのキーのコードやスケールを
弾く練習だけでも相当大変ですが
音程を理解しながら弾くというのも
とても大切な事です。
なぜなら
コードの積み重ねを覚える時、
フレーズの分析をする時、
コード進行を考える時など、
様々な場面で音程が分かってないと
頭が混乱してしまう可能性があるからです。
音楽を学ぶ過程で
勉強することは沢山ありますが
一つ一つ理解し把握していくと
必ず上達します。
焦らず、自分のペースで学んでいきましょう。