こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。
曲中の各コードで使えるスケールは分かりますか?
スケールでアドリブ出来るようになる為には
まず、曲中のコードで
何のスケールが使えるかが分かる必要があります。
ダイアトニック・コードであれば
最初の基本の理論を理解できれば
さほど時間をかけずに
スケールが分かるようになります。
問題は曲中で転調している場合です。
何のキーに転調しているかを
見極める必要があるので
少しハードルが上がります。
ですが、今はインターネットで調べると
各コードで何のスケールが使えるかを
教えてくれているページがたくさんあるので
さほど理論がわかっていなくても
スケールはそれなりに判明します。
問題は、そこからどうやって
スケールをアドリブに取り入れていけるようになるか、です。
アドリブでスケールを使えるようになる効果的な練習とは?
みなさんは曲でスケール練習をする時
何オクターブ練習しますか?
私のレッスンでは
右手の届く範囲の端から端まで
行ったり来たりで弾けるようにしていきます。
左手でコードを押さえながら
各コードで使えるスケールを出来るだけ広範囲で
練習するのが望ましいです。
そしてその際
とても重要なコツがあります!
それは
ルート以外のコードトーンから
スケールを弾き始めて
次のコードの
ルート以外のコードトーンに着地する練習です。
例えば
コードの3度からスケールを弾き始めたなら
次のコードの3度に着地、というやり方です。
スケールを弾くときは
上下行で
鍵盤の端から端まで
右手の届く範囲を行ったり来たり練習します。
行ったり来たりする時の
折り返し地点は自由で
運指の無理のない範囲でやっていきます。
これ、簡単そうで
実はけっこう難しいですよ。
鍵盤上で、どの音域でも
各スケールが見えていないと出来ないからです。
それでも
これが出来るようになると
かなりスケールをアドリブに活かしやすくなります。
慣れてきたら
3度、5度、7度、さらに9度など
ランダムに着地できるようにするとさらに良いですよ。
私のレッスンでは
実演を交えてやり方を説明しますので
興味のある方はぜひ当教室へお問い合せください。
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