2020年9月30日水曜日

(82)凄い人の演奏を聴いた時、モチベーションが上がらない人へ

 

2017年5月大山崎山荘にて撮影。本文とは関係ありません。

こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

今日で9月も終わりですね。

今年は新型コロナに振り回され
年始に立てた目標を
達成できずにいる方も
いらっしゃるかと思います。

私も、その一人です(苦笑)

人間というものは
「できない(やらない)」理由を
見つける天才だと聞きます。

その「理由」を口実に
何も行動に移さずにいるのは
やはり
自分の甘えなのだと思います(自戒)

凄い人の演奏を聴いて、やる気が出ない人へ


皆さんは
自分の楽器を学んで練習する時
何をモチベーションにしますか?

「憧れの人に少しでも近づきたい」
「いつか私もあんな風に楽しそうに演奏したい」
「あのサウンドを自分の演奏に取り入れたい」

色々あると思います。
その気持ちを
うまくモチベーションに乗せて
日々練習に励まれている人も多いと思います。

ただ
そんな中
たまたま凄い人の演奏を聴いて(観て)

「圧倒的実力の差を見せつけられたようで
自分なんかが努力したところで
所詮あんな風にはなれない」

こんな風に思ってしまって
モチベーションが上がらない

そんな人も
中にはいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

そんな人は
そう考える前に
ちょっと想像してみてください。

どんなに凄い人も下手な時代があった


どんなに凄い人でも
最初から凄かったわけではありません。

誰でも必ず
初心者だった時代があるわけで。

皆んな、それぞれ
練習に試行錯誤を繰り返し

落ち込んだり、悔しい思いを
たくさん、たくさん経験して
今のその人になっています。

少しずつ
積み重ねてきた結果が
今のその人を作っているに他なりません。

凄い人に憧れる気持ちは、とても大切です。

でも
凄い人と、今の自分を
単に比較して
落ち込んだり諦めたりするのは
建設的ではありません。

大事なのは

先月の自分より、今月の自分
昨年の自分より、今年の自分
5年前の自分より、今の自分が

少しでも上達してることと
そしてそれを
続けていくことだと思います。

何かの理由で
足踏みしてしまっているアナタ。

一歩踏み出してみましょう!