2017年8月12日土曜日

(35)スケールウンチク



世界の中に
様々な文化がある中で
音楽の世界には
無数のスケールが存在します。

ジャズの理論書を見ると
基本的なスケールの後に

複雑で長い名前のスケールが
たくさん載っている事が
ありますね。

しかしなにも

それらを全て記憶していなくても

アドリブしていくうちに
知らず知らず
覚えた事のないスケールの音を
使っていることは多いものです。


今回は、その
複雑で長い名前のスケールウンチクを一つ。


「La Fiesta」という
チックコリアの曲があります。

このイントロ~[A]の部分。

コードは
「E」「F」「G」で出来ています。

この3つのコードの構成音を
全て含んだスケールを
「スパニッシュ・8ノート・スケール」
というんですね。
(スパニッシュ・フリジアンともいう)


この
「Eのスパニッシュ・8ノート・スケール」で
「La Fiesta」の[A]の部分を
アドリブしてみるとハマると思います。


覚えにくければ

フリジアンスケールに
「♮3」を加えたスケール
と覚えてもいいです。

もしくは

ハーモニックマイナーP5↓スケールに
「#9」を加えたスケール
と覚えても良いかもしれません。


以上、
スケールウンチクのお話でした(^^)