2018年12月27日木曜日

(52)「もう」と思うか「まだ」と思うか




5年前

養老孟司さんが顧問を務める
メンタルケア協会という一般財団法人で

私は半年間
「メンタルケア」の勉強をさせて頂きました。

教えて頂いたことの一つに

人間は
「危機回避本能」から
物事を悪い方へ考える傾向を持っている
ところがあって

心配事や不安のスパイラルに陥ると
なかなか抜け出せない場合があると。


その対処法についてや
学んだ自分の変化についての詳細は
ここでは割愛しますが。


ただ
その負のスパイラルに陥る前に
自分でできることが
あります。

それは
「思考の癖を見直してみること」

例えば、よく言われるのが
コップの中の半分の水

「もう半分しか残ってない」
と捉えるか

「まだ半分も残っている」
と捉えるか。


70歳になった時

「もう70歳だから…」
と可能性を諦めるのか

「まだ70歳だし!」
と色んな可能性を見出せるのか


そういう思考の癖は
昨日の今日で変えられるものではないと
私は思っています。

長年かけて自分に言い聞かせて
少しずつ変化していくものだと。

そう言う私も
まだまだ思考改革真っ最中であり(^^)

差し当たって

来年の目標は
「アドリブ脳を鍛える動画」を
YouTubeにUPする!です。

そのための準備を着々と進めています。

慣れないうちは
お目汚し的な動画になるかもしれませんが

どうか温かい心で見守っていただけると
幸いでございます。

2018年もあと数日。

皆さま
どうぞ良いお年をお迎えください!

2018年12月19日水曜日

(51)「あきない! ハノン」




「あきない! ハノン」という
運指練習本をご存知でしょうか。


普通の
「ハノン」は
ご存知の方も多いと思います。

「ハノン」を
全キーでやったりも
とても良い練習なのですが。

この、宮前幸弘さん著の
「あきないハノン」


私はその昔
それこそ飽きるほど(笑)
やっていた時期がありました。

この本は
本当によくできていて。

最初から
一つ一つ
書いてある通りに進めていくと

指の強化はもちろん
基本のコードやスケール、
基本のコード進行が自然に身について

R&Bや4ビートといった様々なリズムや
変拍子の感覚、
同音連打の練習法なども学べたり

とにかく
お得感満載な練習本なのです。

私は前々から言っている
「基礎力こそ最大の武器」
(過去記事はコチラ
それが、この1冊をやり通す事で
より強固なものとなります。


その「あきないハノン」を
久しぶりに
少し前からまたやり始めました。

以前やってた時には
気づかなかったことが見えたり

思いがけず
新たな発見がけっこうあって。

そこからまた
新たなレッスンカリキュラムの構想が
生まれたりもします♡


とにかく、この本の価値が
以前よりも深く
理解できるようになりました。

受け手が成長すると
受け取るものも変化する
ということでしょうか(=^^=)


昔に一生懸命にやった練習を
久しぶりにやってみるのも
楽しいものですね♪

2018年11月29日木曜日

(50)円広志さん40周年コンサートを終えて




先日11月22日は

円広志さんの
40周年記念コンサートが
大阪フェスティバルホールであり

私はサポートキーボードで
出演させて頂きました。

40周年という
とてつもなく長い年月の
貴重な節目の時に
一緒に参加させていただけたこと

本当にとても光栄で

公演中
円さんの背中を見て
その背負ってきた歴史を想像しながら
不覚にもちょっと泣いてしまったという…

円さんと
コンサートで関わらせて頂いてから
まだ1年ほどですが

リハーサルなどで
メンバーにかける言葉一つ一つに
愛があるのがわかります。

そういうお人柄を

コンサートに来てくださった
会場いっぱいのお客様や

コンサートに関わっている人全てが

ちゃんと感じ取っているから
あの素晴らしいステージになったんだと
今振り返って思います。

今回スタイリストさんに
すごい素敵な衣装を
用意して頂きまして

あまりに素敵だったので
買い取らせて頂きました♡
いつか何かのライブで着ます!


今回
サポートミュージシャンとしての
現場の空気を少し書きましたが。

サポートで鍵盤を弾くのは
フロントとして演奏するのとは
全く違う技術が必要です。

サポートでも
メンバーの編成によって
その役割は
大きく変わってきます。

その辺りの話を聞きたい人は
レッスンでお話ししますね(^^)

2018年11月16日金曜日

(49)アドリブ脳を鍛えよう




このブログのタイトルに
「アドリブ脳」
という言葉を使っています。

実はこの「アドリブ脳」は
私が作った造語です。

この
「ピアノでアドリブ脳を鍛えよう」
というブログを書き始めたのは
2015年の8月23日。

まだ横浜に住んでいた頃です。

それまで数年かけて練ってきた
レッスンカリキュラムがほぼ固まり

今後、その存在をどうやって
「アドリブができなくて困っている人」
「コードを自由に弾けなくて悩んでる人」
そんな人たちに
知って貰うのかを考えた時

フッと降りてきた言葉が
「アドリブ脳」でした。

音楽でいうアドリブとは、即興演奏のこと。

指が速く動かなくても
譜面が読めなくても
アドリブは誰でも出来ます。

テクニックはある方がいいけれど
なければないで、出来ます。

なぜかというと
アドリブは
今の自分が持っている技術の範囲で
自分を表現すればいいからです。

しかしながら
多くの人が
「アドリブができない」と
悩んでいます。

それは
「才能がなくて出来ない」のではなく
「方法を知らないだけ」です。

やり方がわかれば誰でも弾けます。


材料がなければ料理はできませんね。

では
アドリブの材料とは・・・?

このブログの過去記事でも
その材料を覚えるコツやヒントを
あちこちで書いています。

方法を学び、コツがわかれば
アナタも必ず弾けるようになりますよ(^^)

2018年10月26日金曜日

(48)松田聖子さんの「Sweet Memories」と「Misty」




皆さんは普段
曲のコード進行というものを
どれぐらい意識して演奏していますか?

私のレッスンでは
コードやスケールの基礎が
ある程度固まってきたら
少しずつコード進行について
学んでいきます。

先日
ある生徒さんの次の課題曲を
「Misty」にしました。

その生徒さんは
普段からJ-POPをよく聴いてて
自分でもポップスの曲を作ってる人です。

私が
「Misty」の模範演奏を弾いて見せて
コード進行や構成などの説明をしていると

生徒さんが
「これって松田聖子の曲に似てませんか?」
と言うのです。


そうなんです。
よく気がつきましたねヾ(=^▽^=)ノ



松田聖子さんの
「Sweet Memories」

1980年代にリリースされて
大ヒットした名曲です。


見比べる箇所は
イントロ後の歌い出しから
サビの手前までのところ。

ところどころ
「Ⅴ7」が「Ⅱm-Ⅴ7」だったり
トニックが代理コードになってたりしますが
コード進行的には同じです。

もしボーカリストで
“Sweet Memories”を少しジャジーにやりたい
と思う人がいたら。

歌い出しから8小節部分を
“Misty”のコード進行で
バッキングの方に弾いてもらって
その上で“Sweet Memories”を
歌ってみてください。

少しだけ
雰囲気が大人びた感じになりますよ(^^)

2018年10月6日土曜日

(47)「教えること」は「教わること」





私のレッスンカリキュラムは

「アドリブができなかった」
「アドリブの仕組みが分からなかった」
「苦手なキーだと
自由自在にコード演奏できなかった」

そんなかつての私が

「どんな練習をどれだけ繰り返して」
「無駄に遠回りした事は、より効率良く」
「耳コピ等でストックした様々な技」

それらを
なるべく分かりやすく
効率良く吸収できるような
カリキュラム構成になっています。

では
全ての生徒さんに
このカリキュラムどおりに
進めていくだけで
生徒さんは
100%確実に実力を延ばしていけるのか。

答えはNoです。

「説明の仕方」
「どう練習するかの実演の見せ方」
これらももちろん大切ですが。

「教える」上で何が一番大切かというと。

「生徒さんが今何を考えているのか」
「どこでつまづいているのか」
「勘違いしているところがあるか」
「この人だったら、こう考えるかも」など。

その時
どれだけ相手を見ているか。
相手にどれだけ関心を持って
相手のことを感じ取れるか。

これが一番大切なことだと思っています。

10人いれば、
10とおりの受け止め方、考え方があります。

いかに相手のことを思って、
相手の考え方を受け入れられるか。

実はこれ
人生における人との関わり方にも
大きく関係していることなんですね。

私が教える仕事をやるようになって
一番学んでいる事は、そこです。


教えることを始めなければ
もしかしたら
深く考える事はなかったかもしれない
大切な大切な事を
日々、私は教わっています(^^)

2018年9月10日月曜日

台風21号、我が家の備えの反省と気付き



今回の台風21号で、約33時間の停電&断水を経験し、我が家の備えの反省をしてみました。

普段から非常袋2つ、寝床にはスニーカーを置くなど、防災意識はある方だと思っていましたが、盲点や気付きがあったので書いてみます。長いですが、少しでも皆様の備えの参考になりましたら幸いです。

『2018年9月4日、台風21号の影響による停電&断水(14時30分ぐらい〜約33時間)』家族構成 大人2人

【電気】
普段の備え
*いつも外出時に持ち歩いているモバイルバッテリー約4000mAh(ミリアンペアアワー)2つ。古いタイプ(容量不明)の1つ。ダイソー(容量不明)の300円の1つ。
*ラジオつきランタン(単2電池4つ入り)
*懐中電灯(ダイソーで売ってる小さいのを含めて、6〜7つ)、
*アルカリ乾電池(単1〜単4までけっこうな数の備蓄あり)

《反省点》
*モバイルバッテリー。これだけでは全然足りなかった。
それぞれのiPhone7Plus(バッテリー容量約2900mAh)の充電が1回ほど出来ただけだったので、もっと容量の大きいバッテリーの備えが必要。
大人2人で数回充電することを考えると、少なくとも1人20000mAhは必要か。(人によってはもっと?)
*停電が何日も続くことも想定し、ソーラー式等も考えてみる。
*暑さが残る9月初頭、USB扇風機がかなり役に立った。しかしこれもモバイルバッテリーが必要。
*ラジオつきランタンは一度も電池を換えることなく済んだ。
*懐中電灯は、トイレに行くとき、洗面の時など何かと持ち歩くので、数があると便利。
*演奏仕事で使ってる譜面灯は、色んなところに挟めるので便利でした。
*冷蔵庫、冷凍庫の中身は消費していく順番を考えて、冷蔵庫がぬるくなったら中のものを冷凍庫へ移すなど、計画が必要だった。普段から冷蔵庫、冷凍庫は整理整頓しておくと計画も立てやすいと思った。
*あと保冷剤は大活躍しました。
普段からいくつか保冷剤を冷凍庫に入れておいたので、電気が止まってもしばらくは持ちました。


【水】
普段から、飲み水用は2ℓペットボトル10本、トイレ用は2ℓペットボトル2本を備蓄していた。
風呂桶はいつも、水を替えるまで溜めておく習慣にしていた。

《反省点》
*飲み水は当面の不安はなかった。
手洗い、歯磨き、顔をタオルを濡らして拭くのにもペットボトルの水を使っていたので、断水解消時点でペットボトルの残りは6本。
*やかんにも水が残ってたので、それを使っての残数なので、やかんの水がなかったら、もう1本使っていた。
*トイレは風呂桶の水から使っていき、あと数時間断水が続いていたら風呂桶の水はなくなってたと思う。
*当初、1日ぐらいで復旧するだろうと甘く見ていたので、コップなどガラスのものを使っていたが、「いつまで続くか分からない」という不安を抱いてからは、皿にラップを敷いて使った。紙コップ、紙皿はあった方がいいと思って買った。
*お風呂は今回は実家で頂けたが、市全域が停電や断水だったり、ガスが止まったりだと、身体を拭くウエットシートやウエットティッシュの備えも必要だと思った。


【ガス】
今回は唯一ガスが通っていたので大丈夫だったが、ガスも止まったときのことを考えて、カセットコンロ、カセットガス等の備蓄を再確認しておこうと思った。


【家の庭(ベランダ)】
*普段は、物干し台と物干竿、大きい物置1つ(おおよそ高さ180センチ、幅110センチ、奥行き60センチ)、小さい物置(おおよそ高さ110センチ、幅140センチ、奥行き70センチ)がある。素材はいずれも樹脂製。

《反省点》
*これは大丈夫だろうと思っていた「大きい物置」が前倒しになった。1ヶ所だけフェンスに繋ぎ止めていたが役に立たず。補強して数カ所繋ぎ止めておいた。
*「小さい物置」。これが台風の真っ最中に蓋が開いてバラバラになりかけ、カラビナで止めにいくも苦戦。しかも危険。これも考えが甘かった。今回は難を免れたが、反省し、補強しておいた。

以上
今のところ、思い出せた事を書き記しました。

@最後に。
停電と断水中、何が一番不安だったかというと。
「この状態がいつまで続くんだろう…」という先の見えないことが何より不安でした。
情報を得たくても、どこもかしこも繋がらない状態で。
そんな中、近隣の人と情報をやり取りすることで少し不安が和らいだ気がします。

@今回感じた事。
色々足りてなかったとはいえ、普段から備えをしていることで、災害が起こった時にパニックになりにくいことは確かです。
事が起こった瞬間、水、電気、ガス、食べ物等、いっぺんに沢山の事を考えるのは大変ですが、「水と食べ物と灯りはある」となると、瞬時に考えるべき事が絞られるからです。

いざという時に、一人一人が、冷静に目の前の事に対処できる為にも、備えについて真剣に考えてみることは大切だと思いました。

2018年9月5日水曜日

(46)鍵盤がなくてもトレーニングできる!?



先日の台風は
本当に大きくて恐ろしかったですね。

皆様
大変な思いをされていませんでしょうか。

私の住んでるマンションは
停電と断水が30時間続いていますが
近隣の方々と情報をやりとりしながら
なんとか一日一日を乗り切っています。

こんなときは
思考を
よりポジティブにしてみようと思います。


今回のブログのテーマは
鍵盤のイメージトレーニング。

ピアノでコード演奏やアドリブを学ぶ上で
皆がぶつかる高い壁の一つが

「12キー全て、指の動きが違う」

ということかと思います。


例えば
Cメジャーセブンと、Aメジャーセブン。
同じメジャーセブンでも
鍵盤に置く指の形は全然違います。

スケールでも
オルタードスケールを
Gから始めるのとDから始めるのでは
運指は全く違います。

それを皆
あーでもないこーでもないと
四苦八苦しながら乗り越えていくのですが。

これを乗り越えるのに
少し役に立つものが
冒頭のカードです。

以前、私の生徒さんが
手書きで作っておられたものに
少し手を加えて作り直したのですが。

私は
コードやスケールの課題は
必ず12キーで弾いてくるよう
言います。

その際

仕事などで忙しくて
実際に鍵盤を触って練習できない時に
電車などの移動中このカードを見て
コードやスケールを
鍵盤の絵の上でイメージします。

それだけでも
かなりの効果があるのですよ。
本当です!

実際に
イメージトレーニングだけで
一つの課題をクリアされた生徒さんも
いらっしゃいます。

「課題」という形でないと
なかなか難しいかもしれませんが

よかったら使ってみてください(^^)


2018年7月25日水曜日

(45)会って、互いに表情を見て話す。




連日、本当に暑い日が続いていますね。

どうぞ
自分や周りの人をいたわって
一日一日をお過ごしください。


今回のブログのテーマは
「人とのつながり」。


今は
SNSという便利なツールがあって
簡単に人と繋がることが
可能な時代です。

ただ、その繋がりが
ある日突然
切れてしまう可能性があるのも
SNSの悲しい特徴だとも
思います。


私は
コミュニケーションの基本は
「会う」ことだと思っています。

会って
同じ空間で
互いに表情を見て話す。

これが
人とのつながりの
始まりだと思うのです。


実際に会って
「相手の」心を察しながら

互いに気持ちを
行ったり来たりさせることで

その先にようやく
相手の真意というものが
見えてきますよね。


レッスンでも
「表情を見る」ことは
とても重要で。

最初に見るのは
教室に入ってきた時の
生徒さんの表情。

それによって
その日のレッスンの組み立てを考えます。

すぐ始めて集中できる状態か。

少し話して心をほぐしてからの方が
効率良く吸収してもらえそうか。

レッスン中では
一つ一つ
ちゃんと理解してもらえているか

いまいちピンと来てないようなら
説明の切り口を変えてみたり。

私の持ち得る感覚で
その日の、出来る限り
吸収してもらえるよう
レッスンを進めていきます。


縁あって
私のレッスンに
通って頂いてる生徒さん達。

大事に
育てていきたい
「つながり」です。

2018年6月14日木曜日

(44)「他人からの評価」から解放されるには




皆さんは
「他人からの評価」
というものは気になりますか?

私は
「誰かから認められたい」
という欲求を持つことは
悪い事ではないと思っています。

ただ
その欲求が行き過ぎて
苦しくなって
身動きが取れなくなっている人も
中にはいらっしゃるのではないでしょうか。


実は
「アドリブの壁」の一つにも
この「他人からの評価」が関係しています。


クラシックピアノを長くやってきた人に
よく見られる傾向で。

人前で披露するのであれば
「完璧に弾かなければいけない」
「褒められるような良い演奏をしなければいけない」

(そんな先生ばかりでなく、素晴らしい先生もたくさんいらっしゃいます。)

そういう
擦り込みの強いレッスンを受けてきた人は
「アドリブができない」という
思い込みの壁が
とても分厚く、高いです。

何を隠そう、私もそうでした。

ではどうやって
その壁を乗り越えてきたのか。


まず数年かけて
徹底的に基礎地盤を固める練習で
小さな自信を
一つ一つ積み重ねていきました。
(これは今の私のレッスンの主軸でもあります。)

そこから
少しずつ
小さな「自分への挑戦」を課し
乗り越えたり、乗り越えられなかったりを
繰り返し繰り返し。

そうやって

「自分を信じて挑戦する力」を
少しずつ少しずつ積み重ねて

今なお、その途上にありますが

いつの間にか

他人からの評価は
さほど重要ではなくなりました。


すぐには難しいかもしれませんが

「他人からの評価」は
受け止めるのではなく
なるべく受け流しましょう。


小さくてもいいので
自分の目指すべき目標を立て
一つ乗り越えたら
また次の目標へと


見据えるのは
他人の評価ではなく
明日の自分


そうやって生きてるうちに
「他人の評価」というものからは
いつの間にか
解放されていくと思いますよ(^^)

2018年5月8日火曜日

(43)自分の限界を作っているのは自分




私が京都で
「コード演奏」や「アドリブのやり方」を
教える仕事をやるようになって2年と少し。

横浜に住んでいた時も含めると
約10年ちょっとになります。

色んな生徒さんを見てきて気づく事は

人間は、自分で勝手に
自分の限界を作っていることが多い

という事。

「無理だ、出来るはずない」
という思い込みによって
一歩踏み出してみようということすら
思考から外してしまっていたり。

出来る実力は備わってるのに
「出来ない」と思い込んでしまって
一歩踏み出せずにいたり。


これは
我が身を振り返ってみると
自分自身にも大いに当てはまる事で。


やりたくない事はやらなくていいけど

「やりたい」
「できるようになりたい」

そんな願望があるなら
「無理」と思ってしまうのは
おかしいですよね。

本当にやりたいなら
どんなに小さな一歩でもいいから
行動に移すこと。

自戒も込めて

できない理由を探すのはやめて
一歩、踏み出しましょう!


2018年4月9日月曜日

*重要なお知らせ*当教室のWEBサイトのURLが変わりました。

先日よりアクセスできない状況になっておりました、当教室のWEBサイトですが。
ようやく復旧いたしました。

http://www.yukiyomusica.com/
「長岡京 MUSIC GYM」

以前より簡単に短くなっております。
「yukiyomusika.com」で検索でも出てきます。

長らく大変ご迷惑をおかけしました事、深くお詫びいたします。
今後とも「長岡京ミュージックジム」をどうぞ宜しくお願いいたします。

長岡京ミュージックジム代表 
岡 幸代

2018年3月29日木曜日

(42)続ける




私の教室には
様々な生徒さんが通ってくれてます。

一番多いのは会社員の方。
その次に多いのは大学生、
その他、現役ミュージシャンや
子育て中のお母さん、中学生、等々です。

皆さん共通しているのは
「自由にアドリブやコード演奏がしたい」
という強い気持ちがあるということ。

でも
仕事が忙しかったり
疲れて練習出来なかったり。

そんな時は
なかなか前に進まなくて
不安になることもあるかもしれません。

それでもあきらめずに
続けていると

ある時
急に感じをつかむ瞬間があって
驚くほどグンッと前進することがあります。

そんな時の生徒さんは
何かを掴んだ手応えからか
本当に良い表情になるので
私も嬉しくなります(^^)


もし
忙しかったりして
全然練習できなかったとしても
身体が元気なら
休まずに来てくださいね。

レッスンに来さえすれば
必ず何かプラスになることを
持って帰ってもらえるように工夫します(^^)


大事なのは
「気持ちの継続」です。

一緒に頑張りましょう。

2018年2月17日土曜日

グリーンスムージー5周年、経過報告。



2013年の1月24日からほぼ毎朝、
グリーンスムージーを作って飲んでいます。

習慣になってて
5周年の事をすっかり忘れていましたが


記録のため、5周年経過報告。

今回は飲むタイミングについて
補足しておきます。

私は朝起きたら
まず白湯を湯飲み茶碗1杯
10分ぐらいかけて飲みます。

その間
仕事のメールのチェックを。

その後
温野菜を作りながら
グリーンスムージーを作ります。

そして
グリーンスムージーを飲んだら
3、40分ぐらい時間を置いて。

その間
家事をしたり
WEB閲覧の分析をしたり
主に左脳を使う感じで色々。

そして
前もって作った温野菜を使った朝ご飯。

特に忙しくない時はそんな感じです。


グリーンスムージーの効果は
毎年書いていますが
初めてご覧になる方のために。


5年間続けて、

立ちくらみが全くなくなり(1年目〜)
生理痛が随分軽くなり(1年目〜)
毎日快腸のお陰か気持ちも前向き(2年目〜)
口内炎もできなくなり(2年目〜)
肌荒れが滅多に起こらなくなり(2年目〜)
風邪らしい風邪も引かず(2、3年目〜)


グリーンスムージーを飲み始める前と
その後5年間の私の身体の変化です。



自分で自分の為に出来る「働き方改革」。

私にとってそれは
「心」と「身体」の健康を
出来るだけ維持できる環境を整えること。

それが
「自分の揺るぎない中心軸」を
作っていく上で大きな支えとなっています。


手軽な材料でできるグリーンスムージーは
本当にオススメですよ(^^)

レシピです。


〈グリーンスムージー 2人分〉

・リンゴ半分
・バナナ1〜2本
・北海道てんさいオリゴ 大さじ1 
・小松菜2〜3株(たまに水菜や春菊に変えたりします。)
・水 約250cc(冬はぬるま湯を足してます。)
(たまにトマトやイチゴ等、気が向いたら入れます。)

以上をジューサーで1分ぐらい粉砕して、出来上がり♪

生理中は、レモン汁を垂らします。
(鉄分とビタミンCを一緒に摂ると鉄分の吸収率が上がるそうなので。「ためしてガッテン」情報より。)


ちなみに、
小松菜などの葉もの野菜は
安い時にまとめ買い。この冬は野菜が本当に高いですが(汗)
薄い酢水でつけ置き洗いし(約5分)
水切りカゴで水気を切った後、ジップロック等の保存袋に入れて冷凍保存します。

(酢水につけるのは残留農薬を落とすためですが、どれぐらい効果があるかはわかりません。)



一応、過去4年分の経過報告も貼っておきます。




2018年2月15日木曜日

(41)五度圏キー早見表♪「これって何のキー?」


バンドをやっている皆さんは
スタジオに集まってバンド練習をする時
今やっている曲のキーを意識していますか?

ボーカル担当の人は
自分が歌っているキーが何かを
把握して歌っておられるでしょうか?

バンドで演奏する時は
キーの設定に関して全てのパートが
共通した認識を持っていなければ
演奏できません。
(ドラムも無関係ではないです。)


そこで今回は
ちょっと便利な表を作りましたので
皆さんにお役立て頂きたいと思います。

名付けて
【五度圏 キー調号 早見表】

以前にも少しこの表には触れましたが
今回はもうちょっと詳しく
そして、メジャーキーだけでなく
マイナーキーにも対応できるよう作りました。


まず
円の外側がメジャーキー
円の内側がマイナーキーです。

頂点の[Cメジャー][Aマイナー]から

右回りに一つ進む毎に
「♭」が一個ずつ増えていきます。

左回りに一つ進む毎に
「#」が一個ずつ増えていきます。

例えば
譜面を見て、「#」が3個だったら
その曲のキーは「Aメジャー」もしくは「F#マイナー」

になります。

この「#」や「♭」といった
曲のキーを決定づける記号を
【調号】といいます。

譜面を作る担当になった人は
この【調号】を必ず明記するようにしましょう。

そうすることで、
楽器の人もボーカルの人も
自分が何のキーを演っているのかを認識できます。

ボーカルの人も
譜面を見る時は、必ず調号を確認して
自分が
「何のキーで歌っているのか」
「何のキーで歌いたいのか」
を伝えられるように訓練していきましょう。

ちなみに、この表は
リンクフリー、ダウンロードフリーです。
その際
「長岡京ミュージックジム」「京都RAG音楽義塾」ピアノ講師、岡 幸代
と添えて頂ければ幸いです(^^)


シェアも大歓迎です\(^o^)/

2018年1月30日火曜日

(40)耳コピは最強の上達法です!



皆さんは
日々の練習の中に
「耳コピ」を取り入れておられるでしょうか?

CDなどの音源の音を
一音一音拾って採譜していくことは
それはそれは大変な作業だし
時間もかかります。

でも
上手くなりたい
音源のようにカッコ良く演奏したい
と思うなら
「耳コピ」は必須の作業です。

苦労して耳コピをしなくても
ある程度のところまではいけます。
もちろん
それなりの練習と勉強は必要ですが。

でも
耳コピをやってない人の演奏と、
これまで
耳コピをたくさんやってきた人の演奏を
比べると
明らかにレベルの違いが分かります。


もちろん
耳コピしただけで満足してはいけませんよ。

耳コピだけでも耳の訓練にはなりますが
コピーした後は弾けるように練習しましょう。

「力の抜き加減と入れ加減」
「間の取り方」などなど
音源と同じように弾けるようになるには
またまた時間のかかる作業ですが
これが、後々必ず
「自分の演奏の黄金の糧」となっていきます。

コピーしたものを応用していきたいなら
「そのコード上でそのフレーズの分析と理解」
も必要ですね。

上手くなりたいと思ってて
耳コピをあまりやったことのない人は
今からでも遅くありません。

音を拾いまくりましょう(^^)