2020年8月14日金曜日

(79)余白の美学

 

(2018/2月横浜にて撮影。写真は文章とは関係ありません。)


こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

先日は
私人生初の
【リアル&生配信ライブ】を
「持田浩嗣 & smooth J4」のメンバーで
京都ライブスポットRAGにて
やらせて頂きました。

RAGさんの配信ライブにかける
想いは並々ならぬものがあって

カメラは7台ほど、
(うち2台は自動で動くタイプ!)
カメラ専用のスタッフさんや
通常の音響さんに加え
配信用の音響さんをもう一人
SNSや動画編集の精鋭なスタッフさんなど

それは多大な労力と手間をかけて
配信ライブに取り組んでおられます。

またやります!
その時はこのブログでも
告知させて頂きますので
是非ご視聴ください!

余白の美学


日本画や書道で
「余白の美」という言葉を
聞くことがあります。

最近では
スマホのカメラ機能が優秀で
素人でも素敵な写真を撮ることが
可能になりましたね。

この写真でも
隅々まで計算された
余白が残された写真は

写真を見る側(受け手)にも
心の余白を用意してくれているようで
なんとも言えない余韻があって
魅力的に感じることが多いです。


休符のグルーブ感


音楽でいう「余白」とは
いわゆる
「音が出ていない時の間」です。
いわゆる「休符」ですね。

私はこの
「音が出ていない時の間」は
とても大事で大切にするべきものだと
考えています。

「休符」と書きますが
決して休みではありません。

休符の時のグルーブ感は
音が出ている時のグルーブに
大きく影響します。

その「余白」をどう表現するかで
曲全体の印象も大きく変わると思います。

これはアドリブにも言えることで

休符で意図的に空間を作って
アドリブに深みを持たせることは
意外に難しいのです。

音楽を勉強中の方も、是非この
「休符の美」
を意識して演奏してみてください。

さらに楽しくなりますよ(^^)