2020年8月3日月曜日

(78)学んだ事は実際に使ってみよう


2017年8月京都市東山区にて撮影(本文とは関係ありません)



こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

再び感染の拡大が懸念されていますね。

このコロナ禍で
生活のスタイル、仕事の環境などが
激変された方も多いと思います。

中には
自分のメンタルを正常に保つことが
難しくなってる人も
いらっしゃるかもしれません。

せめて
目の届く範囲の
手の届く範囲の人たちだけでも
支え合って
なんとか乗り切っていきたいと
切に思います。

学んだ事をそのままにしていませんか?


私のレッスンでは

スケールやコード
代理コードの使い方や
テンションを含むⅡⅤⅠの押さえ方等々...

基礎の土台をしっかりと築いた後は
曲の分析をしながら
少しずつ応用の技を伝えていきます。

例えば

ⅡⅤⅠの上での
U・S・Tの使い方や

ファイブ・スプレッドヴォイシングでの
トップ・ノートや内声での
テンション・リゾルブの例、

ちょっとした
速弾きの仕組みや考え方などなど...

すると
それらを伝えた時の生徒さんの反応は

「おー!そういう仕組みなんですね」
「この音がここで使える理由が初めてわかりました!」

目をキラキラさせて反応されます。

実は
大事なのは
そこからなんですね。

それらの技を学んだ後
そのままにしてしまってはいませんか?

実際に使ってみよう


私が出した課題を
出来るようになるまで練習すること。

それはまだ
ほんの第一段階です。

本当に自分のものになっていくには
実際に
どんどん意識して使っていくことが
とても大事で。

そして
使っていくには
「ここで使えるかも!」と自分で気づく力が
必要になってきます。

与えられた課題をこなすだけでなく
「習った事を使ってみよう!」
というチャレンジ精神を持ちましょう。


アドリブやコード演奏が
自由に楽しく出来るために。
「学んだ事を、実際に使うこと」

とても大事なことですよ。