2013年4月18日木曜日

女子大生(#^.^#)




えっと。。。いきなり妙なタイトルですみません。

実はこの4月から、とある大学校舎で講義を受け始めまして。

このブログには本当に好き放題書かせていただいてますが、
「伝えていきたい」と思う事を書く時は、自分自身に対して「思いの確認」をしている時もけっこうあります。
書く事によって、頭ではわかってても心に落ちてなかった事もストンと落ちる事もあったり。

そんな風に想いや考えが纏まっていく中で、湧いてきた欲求があります。
それは、「もっと人間力みたいなもの?を上げたい。普通は眼を背けたり逃げてしまいがちな事にも、逃げずに向き合いたい。その強さを身につけたい。」そんな欲求でした。


そんな事を考えていたある日。ひょんなことから見つけた講座がありました。
養老孟司さんが顧問を務める協会の講座です。
養老孟司さんの著書は何冊か読ませて頂いていますが、その中の言葉というのは私の「人生の指針」となっているものも少なくありません。

それでもやっぱり、けっっっこう長い期間思い悩んで、やっと通う事を決心しました。
授業料もバカにならないですしね。


週に1回ほどですが、1日に1時間45分の講義を3つ。
こんなに長い時間イスに座って講義を受けるのは学生の時以来なので、ちょっと集中力を必要としますが、なんせ自ら欲して受けているので、あっという間に時間が過ぎます。
内容は、「法と生命倫理」や「死生論」、「青少年の心理」、「看護と介護」、「人間論」、「現代家族論」等・・・と多岐に渡ります。

なぜこういう事に興味を持ったか。

私には子どもがいません。
それでも、核家族化が普通になったこの社会で「子育て」というものがどんなに大変か、私の乏しい想像力でも
少しは想像出来ます。
それに加えて原発事故や、様々な分野における技術の進歩に伴って生じるかもしれない危険からも、子ども達を出来る限り守っていかなければなりません。
そして、「心の教育」。
まさに親の仕事というのは千思万考、多事多端だと思うのです。

そこで思いました。
そのお手伝いを、少しでも出来ないかと。
子がいないからこその、自身と向き合って、得られた心の糧や考える力を、少しでも受け取ってもらいたい。
それには自分自身が、もう少し、乗り越えて、視野を広げ、伝わる心を身につけないといけないと考えました。

おこがましい事を言っているのは承知しているつもりです。
子育ての経験もない者に何が解るのか。そりゃそうです。子育ての真の大変さなんて、経験のない者に解るはずないです。
でも、焦点を「子ども」に当てるとどうでしょうか。
成長過程の中で、私みたいな考えの大人を必要としている「人」も中には居るかもしれません。
いや、いると思います。私が、そうだったので。
「縁」、「運」。どんな出会い方があるかはわかりませんが、私が学ぼうとしている事がいつか少しでも何かの役に立って欲しいと思っています。

という事で、これから半年ほど都内の大学(冒頭の写真で場所がわかる人もいるかな?)に通います。
どこまで自分のものにできるか、しばらく気の抜けない日々が続きますが、
一度きりの人生の中で、自分に出来る事を、一歩一歩進んでいきたいと思います。