2015年9月12日土曜日

ここも是非チェックしてくださいね♪


GoogleのBloggerに
ブログを引っ越してから
3ヶ月が経ちました。

このブログの仕組みが少しずつわかってきて
サイドバーの作り方、増やし方も
やっとこさ
わかってきました。

マウスのカーソルを右上端にもっていくと
サイドバーが現れます。

ご覧になりたいメニューを
ポチッとしてください。

過去のブログも
カテゴリに分けられるようにしましたので
「アドリブ脳を鍛えよう」等
カテゴリ別に見直すことも可能になりました。

このサイドバーのメニューは
まだまだ増やしていけるみたいなので、
必要に応じて増やす事もあると思います。

ただ。
これはパソコンで見て頂いている方のみの
機能なんですm(__)m

スマホで見て頂いている方には
申し訳ないですが、
過去記事を見る時は順にさかのぼって
読んで頂くか
ウェブ バージョンに切り替えて
読んで頂かなければなりません。

私の勉強不足かもしれないので
もう少し調べてみます。
せっかく
スマホ画面対応のBloggerなので
カテゴリ分けや過去記事に簡単に飛べる
機能があるといいのですが。

やっぱり
怖がらずにいろんな所をイジってみないと
わからないものですね。

見てくださる方にとって
なるべく見やすく、読みやすく、
親しんで頂けるブログにしていきたいです。

まだまだ手探りですが、
少しずつ改善していこうと思っていますので
これからもどうぞ宜しくお願い致します。


2015年9月6日日曜日

(3) アドリブ脳を作っていくと共に大切なもの




まだジャズを知らなかった頃の私は
「アドリブ」とは
何もない所から
フレーズが突然浮かんでくることだと
思っていました。

でも
それは大きな勘違いでした。

アドリブは
「何もない所から浮かんでくる」のではなく
ちゃんと
フレーズが生まれる為の材料があったのです。

前回にお話した「音程差の認識」も
大事な材料の一つですが、
もっと具体的な材料の例を挙げると。

すべてのコードに対して、
そのコードに対応するスケールというのが
あります。
それを学べば
「誰でもアドリブが出来るようになる」
ということです。


例えば
Dマイナー・セブンス・コード(レファラド)
の時は
Dドリアン・スケール(レミファソラシド)
が使えます。

試しに弾いてみてください。

メトロノームをテンポ60ぐらいで鳴らします。
まず左手で、和音「レファラド(Dm7)」を
2分音符で弾きます。

テンポ感が落ち着いたら

右手で、ルート(根音)から見て9度の
「ミ」をポ~ンと弾いてみて下さい。

次に右手で何の音を弾きたくなりますか?
(左手はそのままキープしていて下さい。)

白鍵だったらどこでも良いんです。

もっと高い音へ行きたいですか?
それとも低い方?
もしくはもう一度同じ音?

強く弾きたいですか?
それともデリケートに優しく?

自分の心に「どう弾きたいか」
問いかけてください。

その気持ちがアドリブへの第一歩です。


アドリブ脳を作っていく脳トレ的練習も
もちろん重要ですが
同時に大切にしなければいけないのは
自分の気持ちです。

「カッコいいフレーズ」を弾くことだけに
気を取られていると結局、
「カッコ良く弾かなければならない」
という気持ちが重荷になってきてしまいます。

「カッコいい演奏をしてスゴいと思われたい」
そんな気持ちは
ミュージシャンなら持って当然なのですが

でもその前に
自分がどう奏でたいか。
その気持ちを大切にして頂きたいのです。

どう見られたいかという他人の評価ではなく
まず自分の意思で奏でることができて初めて
気持ちの余裕が生まれます。

これは未だに私にとっての課題でもありますが
今音楽を学んでいる方にも
是非忘れないでいて頂きたい事です。

ちなみに今回
最初に9度の「ミ」を選んだのは
私が好きな音程だから♪

自分の好きな音を探ってみるのも
楽しいので是非やってみてください(^^)

2015年8月29日土曜日

(2) 音程差の認識力を身につけよう




アドリブやコード演奏が
できるようになる為に
必要な材料を知っていくことは、重要です。

今回は、その材料の一つ
「音程差の認識」についてお話ししますね。

例えば。
コード[C](ドミソ)
コード[Cm](ドミbソ)を弾き比べた時、
何が違うかと言えば、
コードのルート(根音)「ド」から見て
真ん中の音が
「ミ」か「ミb」かの違いです。

「ド」から見た音の距離が違うのです。

アドリブやコード演奏には
この
「音の距離感覚を脳と手に植え付ける事」
重要です。


その音程(音と音の距離)の種類には
長3度、短3度、5度、♭5度、
6度、7度、9度、等々々…
他にもたくさんあります。

ここで
ピアノという楽器だからこそ苦労するのは
白鍵と黒鍵があるから。

例えば
同じマイナーコードでも
「Cm」と「F#m」では
押さえた時の見た目も
指の間隔も違いますね。

これはピアニストの宿命」です。
受け入れて練習しましょう。

その感覚を身に付けるのに
私も苦労した記憶があります。

でも、それを乗り越えた後の
何とも言えない
「目の前が開けた爽快感」は
今でもハッキリと覚えています(^-^)

ジャズピアノレッスンで
「このフレーズを
12キー全部でできるようにね」
という課題を出されて
大変苦労したという話を時々聞きます。

この課題も
決して悪い課題ではないのですが。
ただ、その前にやるべきこと

音程差の感覚を脳と体(手)に植え付ける。

これをやっておくのとやらないのとでは
苦労の大きさに雲泥の差があると思います。

そのフレーズが
コードのルート(根音)から見て
いったい何度から始まってて
何度に向かって行って
何度に落ち着いているのか。

音程差の認識力が身についていれば、
12キーで練習するときに非常に役立ちます。

私のレッスンでは系統立てた順序で
音程差認識力を確実に身につけられますが

独学でも意思を強く持って続けていけば
必ず身につけることができます。

耳コピにもとても役立ちますよ♪



2015年8月27日木曜日

考える力


考える力。
これまでも何回か書いてきたテーマですが。

「考える力」や「想像する力」は
そんなにすぐに身につけられるものではなく、
意識を持って勉強したり練習して
長い年月を経ていく中で
少しずつ身についていくものだと
私は思っています。


例えば
「あの立場の人から見たら、そう見えるのか」
「こんなものの考え方があったのか」
と知る意識を持つだけでも
だんだん視野が広くなって自分なりに客観的に
考える力がついていくと思うんですね。

そういう私も、まだまだ勉強途中です。

一昨年メンタルケアの講座を受けて以来
継続して心のケアの勉強をしていても
イライラする事だってあるし、
怒りを感じる事もあります。

たまに
相手の育ってきた過程も境遇も知らないのに
怒りを感じてしまう時というのは、
私の想像力が足りないんですねf(^-^;)

そんな自分を変えていく為に
私は時々考える練習をします。

考える練習というのは、
ほんの身近なことからできるんですよ。

例えば。
何かの場面で「自分はこのことが不快だ」
と感じるとする。
では、「なぜ自分は不快だと感じるのか」
を考える。

考えると、その理由が出てきますよね。
今度は、その理由について考えます。

そして
理由が「嫌いだから」だとします。
ではなぜ嫌いなのか。
また理由があるはずです。

コツはなるべく論理的に考えることです。

そうやって「なぜ?」を突き詰めていくと、
結局は
自分の甘えだったり
自分を認めて貰えていない苛立ちが
根本の原因だったりする事が多くあります。

逆に
自分が心地良いと感じる事に関しても同じです。
「なぜ心地良いと感じるのか」を考え、
なるべく論理的に突き詰めていきます。

そうすると、
自分の意外な面が見つかったりして
ちょっと嬉しくなる事もあります(^^)

そうやって
自分の感情を考える練習をしていると、
感情(特に怒り)のコントロールが
できるようになってきます。

最近よく聞く
アンガーコントロールというのは
そういうことなのかもしれません。

アンガーコントロールが出来るようになると
年収が約2倍になったり、
平均寿命が7年長くなるなんて話も聞きます。

その真偽のほどはさておき
感情のコントロールは精神の安定をもたらし
自己肯定感に繋がっていくことは
間違いありません。

自己をちゃんと肯定することができる人は
自然と他人にも優しくなれます。

そして
その優しさは周りに伝染していきます。

そう考えると
自分にもまだまだ出来る事があるじゃないか
と少し目の前が明るくなった気持ちがするんですね。


このブログを読んでくださってる方で、
もし
「負」の感情を抱く事があったら
その理由を論理的にとことん突き詰めてみると
少し気持ちが軽くなるかも。

感情がにっちもさっちもいかない時、
よかったら試してみてください(^-^)

2015年8月23日日曜日

(1) アドリブができなくて悩んでいる方へ




ピアノを学ぶにあたって
その方向性は
大きくザックリ分けて二種類あります。

譜面に書いてある事を
忠実に演奏し表現するクラシック系と、

ほぼコードしか書いてない譜面を
自分でサウンドを判断して
即興演奏しながら表現するジャズ系の

二種類です。

まず。
クラシックピアノと
ジャズピアノとでは
使う脳の場所が同じではありません。

もちろん共通して使う脳もありますが
主に使う所は違います。


長くクラシックピアノをやってきた人で
「コードがよくわからない」とか
「アドリブができなくて困っている」
と言う方をよく見かけます。


テンションをつけた
かっこいいコードを弾きたいのに、
どうやって弾いたらいいのかわからない。

アドリブって
何を弾いていいかわからなくて、
いざ音符の書いてない譜面を見ると
頭が真っ白になってしまう。

バンドでアドリブを任せられたら、
前もって作って準備しないと弾けない。


それらはひとえに
コード演奏やアドリブをする時に使う
脳が鍛えられていない
からです。


私のピアノレッスンでは、
まず徹底的に
その脳を作っていく宿題を出します。

単純な宿題から始まりますが、
今まで使っていなかった脳を
使う必要があるので
「リハビリ」に近い感覚かもしれません。

脳を作っていくには
繰り返し何回もやり込むことが大事です。

一日に集中して一気にやっても
あまり効果がありません。

たとえ一日10分だけでも毎日やること
乗り越えていくコツです。

基本の脳が作られた時、

それまで
手当たり次第やってきた耳コピや
コードの難解さが
モヤが晴れたように鮮明になって
理解度が深まっているのを実感できると思います♪


次回の【アドリブ脳を鍛えよう】は

脳を作るために大切な
「音程差認識」についてお話しようと思います。