2018年10月6日土曜日

(47)「教えること」は「教わること」





私のレッスンカリキュラムは

「アドリブができなかった」
「アドリブの仕組みが分からなかった」
「苦手なキーだと
自由自在にコード演奏できなかった」

そんなかつての私が

「どんな練習をどれだけ繰り返して」
「無駄に遠回りした事は、より効率良く」
「耳コピ等でストックした様々な技」

それらを
なるべく分かりやすく
効率良く吸収できるような
カリキュラム構成になっています。

では
全ての生徒さんに
このカリキュラムどおりに
進めていくだけで
生徒さんは
100%確実に実力を延ばしていけるのか。

答えはNoです。

「説明の仕方」
「どう練習するかの実演の見せ方」
これらももちろん大切ですが。

「教える」上で何が一番大切かというと。

「生徒さんが今何を考えているのか」
「どこでつまづいているのか」
「勘違いしているところがあるか」
「この人だったら、こう考えるかも」など。

その時
どれだけ相手を見ているか。
相手にどれだけ関心を持って
相手のことを感じ取れるか。

これが一番大切なことだと思っています。

10人いれば、
10とおりの受け止め方、考え方があります。

いかに相手のことを思って、
相手の考え方を受け入れられるか。

実はこれ
人生における人との関わり方にも
大きく関係していることなんですね。

私が教える仕事をやるようになって
一番学んでいる事は、そこです。


教えることを始めなければ
もしかしたら
深く考える事はなかったかもしれない
大切な大切な事を
日々、私は教わっています(^^)