2016年7月27日水曜日

(22) 楽典は大事です。


楽典とは
音楽の基本的なルールを示す
音楽理論のことです。

「音名」「譜表」「拍子」「リズム」
「音階」「音程」「和音」「和声」等々、
音楽に関する活動をする為に
知っておくべき知識はたくさんあります。

例えば、調号。
調号を見て、キーを判断できるか。
その逆、キーを見て調号が書けるか。
(12キー全て)

音程だったら
例えば
3度、5度、7度等だけではなく
6度、減5度等々、
全ての音程がわかっているか。


そういった基本の楽典は
アドリブを習得していくうえでも
とても大事です。

なぜなら
アドリブに必要なジャズ理論は
楽典の基本を踏まえた上で
理解できるようになっているからです。

私のレッスンでは
必要な人には楽典の事も補いながら
ジャズ理論の説明をしていくので
改めて
「頑張って楽典を勉強しなくちゃ!」
と思わなくても大丈夫です(^^)

が今は、
基本の楽典ならインターネット上で
分かりやすく説明してくれているサイトが
たくさんあります。

自分が
楽典をわかっているか、わかっていないか。
その判断基準にもなりますので
一度も勉強したことがない人は
試しに見てみてください。


ちなみに
上記で
調号を見て、キーを判断できるか。
その逆、キーを見て調号が書けるか。
と書きましたが。

下の図は私が普段レッスンで使っている
五度圏(四度圏)の表。



「調号の判断」にも使えますよ。

♪ヒント♪
それぞれのアルファベットを
「キー(長調)」と考えて

Cから右回りにG♭まで
♭が1つずつ増えていきます。

Cから左回りにF#まで
#が1つずつ増えていきます。

(この表で判断できるのは調号6つまで。
「短調」はこの表では判断できません。)