2020年7月15日水曜日

(77)ジャズ理論を学ぶ前にやるべきこと


(2018/2月横浜にて。写真は文章とは関係ありません。)

こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

今日は、実に4ヶ月ぶりに
電車に乗りました。

手と腰の調子がだいぶん良くなってきたので
(事情は前々回のブログにて)
2月以来の美容院へ。

4ヶ月ぶりともなると
改札を通る時など
ちょっと
ぎこちなくなるものですね。

ジャズ理論を学ぶ前に


アドリブやコード演奏が
できるようになる為に
ジャズ理論を学ぶことは非常に有効です。

特に
長くクラシックピアノをやってきた人は

アドリブやコード演奏において
「どういう理由でこの音が使えるか」
「なぜ、この音の積み方がカッコイイのか」

といった、理由づけが
最初の頃は特に
どうしても欲しくなる傾向にあります。

これは
私も経験してきた事なので
痛いほど気持ちは分かります。

長年、楽譜に書いてあることを
そのまま演奏するスタイルを続けてきた人は
どうしても、感覚オンリーの
解放された気持ちで演奏することは
難攻不落の高い高い壁に思えてしまうのです。

でも
ちょっと待ってください。

確かに
アドリブやコード演奏をしていく上で
ジャズ理論を学ぶことは有効ですが

ジャズ理論を学ぶ前に
やっておくべきことがあります。

それは

「楽典」をちゃんと理解しておくこと。

音程・調性・コードの基礎知識など
楽典を把握していないと
ジャズ理論は到底理解できません。

例えば
「音程」一つとっても
「C音」を基準にして
分かっているつもりになっていませんか?

では
「D♭音」からの短3度の音は?
減5度の音は?
すぐに答えられますか?
鍵盤上でイメージできますか?

アドリブやコード演奏が出来るようになる為に


そうやって
楽典の基礎知識を
しっかりと把握した上で

ようやく
ジャズ理論の勉強に入っていくわけです。

私のレッスンでは
必要最低限の楽典の知識は
課題でクリアできるカリキュラムになっています。

体験レッスンを経験されて
最初のレッスンの課題で

「え!?そんな簡単な事からですか?」

と驚かれることが多いのは、その為です。

でも
その課題をいざ経験してみると
本当に簡単な事かどうか
すぐ分かると思います。

「分かったつもり」になっていた事が
実は
「C音」を基調としたような
簡単なキーでしか
出来ていなかった現実を
そこで体験するからです。


「全てのキーで練習しましょう」
これは
これまでにも
このブログで何度も言ってきましたが

楽典をちゃんと理解するとは

楽典に書かれてあることを
どんなキーでも
脳内で理解できていることです。


そこから逃げていては
本当の成長は望めません。


少し、頑張る事にチャレンジして
自分に自信を持って生きてみませんか?

その為の
なるべく遠回りしない
系統立てたカリキュラムが
当教室にはあります。

くじけそうな時も
かつて同じ経験をした私が
しっかりとサポートいたします。

自由に楽しく演奏できる自分になりたい方は
是非
当教室へお問い合わせください。

2020年6月22日月曜日

(76)「アドリブ」でつまづく本当の理由

(写真は文面とは関係ありませんm(__)m)




















こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

コロナ禍の中
皆さんはどんな風に過ごされていますか?

私はレッスンの仕事以外は

手と腰のリハビリに通ったり
(事情は前回のブログに載せています。)

空いた時間に昔のCDを聴いたり
本を読んだりして

コロナ収束後の自分は
どう在りたいか

大袈裟なことではなくて
手の届きそうな目標を
いくつか立てて
それらに向かっての準備を
少しずつ進めています。

過度な協調性はアドリブの足枷になる?


アドリブが出来ない、苦手
と思っている人は

自由に、自分の言葉で
思いや考えを伝えることに

抵抗を感じる人が多いのでは
ないでしょうか。

良くいえば協調性があり
悪くいえば
他人の目を気にし過ぎる。

それは
相手を傷つけまいとしての
思いやりだったりという事もあるので
けっして悪いことではないです。

ただ、それが
楽器で自由に好きなように
アドリブするということに
知らず知らずのうちに
ブレーキをかけてしまってる場合があります。

そういう人は

これで合ってるんだろうか?
間違ってるんじゃないか??
このフレーズ変って思われない?

というように
自分が的外れのことをしていないかどうか
どうしても気になってしまうのです。

「アドリブ」でつまづく本当の理由


そもそも
アドリブというのは

自分が弾くことや表現することを
誰にも指図されることなく
自由に自分で即決して弾いていくことが
アドリブです。

なので
アドリブに正解というものはありません。

合っていようが、間違っていようが
思いっきり好きなように音を出す!

これがアドリブです。


これで合ってるんだろうか
間違った事をやってるんじゃないか
的外れでカッコ悪いと人から思われないか
という「心の壁」。

これが本来の
「好きなように、やりたいように音を出す」
アドリブをするということの
弊害になってしまってることが多いです。

私のレッスンでは
必要な人には
その「心の壁」を少しずつ取り除く課程を
カリキュラムの中に取り入れています。

もちろん
アドリブの基本的な仕組みや方法も
徐々にお伝えしつつです。

そうやって
その「心の壁」を乗り越えた時の
生徒さんたちのプレイは

書き譜をそのまま弾くような演奏とは
全く異なる
その人の個性や歌心が表現された
本当に素敵なアドリブが出来るように
成長されます。

書き譜、コピーフレーズばかり弾いてる
そんな自分から脱却したい方

そんな方は是非
長岡京ミュージックジムへお問い合わせください。

一人で悩むのは
もうやめにしましょう!

2020年6月7日日曜日

(75)オンライン・レッスンのメリットとデメリット



こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

新型コロナ
緊急事態宣言も解除され
少しずつ日常を取り戻している方も
いらっしゃると思います。

私はといいますと。
手根管症候群というものになってしまい
ピアノを激しく弾くことは
しばらく禁止です。

その上
腰の椎間板も薄くなってる部位があり
少し歩き辛いという
なんとも不甲斐ない状態です(涙)

オンライン・レッスン継続しています。

といっても
レッスンできるぐらいは
ピアノを弾いても大丈夫なので
ちゃんと仕事はできていますよ。

教室のホームページで
「新型コロナの影響で順次
オンライン・レッスンに切り替えています」
と掲載してから

有り難いことに東京や埼玉の方から
お問い合わせ頂き
遠方の方のご入会が増えています。

既存の生徒さんも
大阪や奈良の方がいらっしゃるのですが
そういう方は今後も
オンライン・レッスンを継続という形に
なりそうです。

オンラインのメリットとデメリット

オンラインのメリットは
遠方の方のレッスンが可能ということ。

私のレッスンは
「こういうことが出来るようになるために
こういう練習があって
あなたは今この段階にいるから
これだけは必ずクリアしていきましょう。」

といった
私が一つ一つ組み上げた
数々の練習方法を
順序立てて伝えていくレッスンなので

オンラインには適しているかもしれません。


一方デメリットは
「セッション形式のレッスンができない」
ということ。

ただ私のレッスンでは
ソロピアノ以外の課題曲は
「iPeal Pro」というアプリを使って
練習していきます。

可能な方は
生徒さん自身で
iPeal Proを鳴らしながら
演奏してもらうので
ここも、そんなにデメリットではないです。

まだまだ知恵を絞って
工夫していける余地はありますが
オンラインも悪くないなと
思えてきました。

ですので、これからは
日本全国の方が対象です。

アドリブができなくて悩んでる方
コードを見て自由に演奏できるようになりたい方

そんな方がいらっしゃったら
是非
「長岡京ミュージックジム」へ
お問い合わせください!


2020年4月25日土曜日

(74)YouTube版「構成譜の読み方講座」新発売です!



こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

新型コロナ
なかなか収束の見通しがつかず
世界中の人が
不安な気持ちや緊張感に
晒される日々が続いてます。

私の教室の個人レッスンは
ほぼ全て
オンラインレッスンへ切り替えました。

マンションが楽器音出し禁止の生徒さんのみ
どうすれば離れていてもレッスンができるか
考え中です。
これもあと少し!

時代の動きにどう適応していくか


たしか、昨年の暮だったか
知り合いのピアノ講師の方と
「月謝の受け取り方って、
いつまで現金だと思う?」
そんな話をしていました。

それが
新型コロナの影響で
色んなことを急ピッチで構築し
月謝の受け取り方も
◉銀行振込
◉Paypay払い(既存の生徒さんのみ)
◉ペイパルを使ったクレジットカード払い
(5月以降使用可能予定)
以上3種類で出来るようにしました。

昨年の暮れには
全く思いもつかなかったことです。

こうやって
時代の動きに背中を押されて
人は時代に適応していくのでしょうか。

YouTube版「構成譜の読み方講座」新発売です


先日は
オンラインで
複数の人を相手に講座をやりました。

「今さら聞けない!?
構成譜の読み方講座」

もともとは
教室で集まってやる予定でしたが
コロナの影響でオンラインへ切り替えました。

その際
「オンラインは不安なので」
ということでキャンセルをされた方も
いらっしゃいました。

そこで思いついたのが
「安定したYouTube動画で
テキストを見ながら受講していただく」
という方法です。

これなら
オンラインの不安もなく
自分の好きな時間に、休憩も挟みながら
自由に受講できます。

構成譜というのは
「楽曲の構成」と「コード」のみの
シンプルな譜面のことです。

コードというのは
やはりそれなりに時間をかけて
勉強しなければ習得できませんが

「楽曲の構成」の記号とルールは
1日あれば習得できます。

今回のYouTube講座では
「楽曲の記号とルール」を
約45分のYouTube動画と
テキストで学べるという大変お得な
講座です。

詳細は下記のページに載せています。
https://www.yukiyomusica.com/pg298.html

興味のある方は是非お申込みください!

新コース
「ピアノでコードバッキング!基礎コース」も
オンラインレッスンの生徒さん募集中です!
詳細は下記ページへ!
https://www.yukiyomusica.com/pg290.html


2020年4月1日水曜日

(73)今、この時に何ができるか




こんにちは。
アドリブ脳を鍛えるピアノ講師
岡 幸代です。

新型コロナ、本当に大変なことになっています。

私の教室では
1月末から講師、生徒ともにマスク着用
教室入退出時には
アルコールジェルで手指を消毒を
徹底してましたが
2月第1週目からは
レッスン毎に換気と
ピアノ鍵盤の消毒も徹底しています。

(本当は鍵盤をアルコールで拭くことはピアノにとって良くないのですが、今は緊急時ということで。)

今、この時に何ができるか


マンツーマンレッスンは
なんとか生徒さんに来ていただいてますが
複数の人が集まる講座は
オンラインに切り替えることにしました。

冒頭の写真は
先日の
「今さら聞けない構成譜の読み方」講座
当教室初のオンライン講座です。

準備とオンラインの勉強に約1ヶ月半。
実験を繰り返し繰り返し
なるべく
講師も受講者もストレスを感じないように
「これではダメ」「あれもダメ」を
何回もやって、ようやく開催に踏み切りました。

そんな中
この1、2ヶ月
不安で思考が止まりそうになった時に
フッと人の優しさに触れる事があったりで
本当に人様に支えられて生きてるんだなぁ
実感します。

世の中の人、みんなが不安を抱えるような
こういう時に

「世の中も捨てたもんじゃない」と
せめて、自分の手の届く範囲にいる人には
そう思ってもらえるように
私も行動できたらいいなと思います。