2015年3月12日木曜日

3.11「東日本大震災」によせて。2015


2011年以降、毎年この時期にブログを書くことに迷いを感じる事もありますが、やはり、自分の中での「気づき」を記して残しておくことは後々自分を内観するためにも必要なことだと思いました。

今、自分にできること。

この時代に生き、この時代で起きた事を経験して学んだ者にしかできないことを、未来に向けて、個人個人一人一人が、
その時に生まれた想いや信念を原動力に、自分の頭で考え、続けていくこと。

誰かに褒めてもらったり讃えてもらう為ではなく、ただただ、次の時代に繋げていく為に、「想い」を育てて伝えていくこと。

それが、ここまで「想い」を繋げてくれた先人の方々に報いることでもあり、やがては自分の気持ちの充実に繋がっていくのだと、震災から四年経って思います。

2015年2月1日日曜日

命。


人は、生きていれば誰にでも必ず「悩んだり、葛藤したり、もがき苦しむ時」というのがあります。
一人、一人、子どもでも大人でも、男でも女でも、どんな人でも。

そういう時、逃げたり目を背けたりせずに一つ一つちゃんと向き合い、受け入れ、乗り越え、
自己を否定することから少しずつでもちゃんと解放されている人は、
命というものに優劣はなく、その人生一つ一つが(自分の人生も含め)とてつもなく尊いものだということに気付いていけるのかもしれません。

様々な苦しみや劣等感に向き合い、受け入れることは容易なことではないことですが。

ただ、そこで他者の責任にしたり、他者と自分を比較することによる「逃げ」に走るのではなく、
自分が自分を肯定的に受け止められるようになるために「自分で自分自身に立ち向かってできることを考えること」は
成熟した考え方を身につけていくのに必ずプラスになっていくことだと、私は思っています。

時代は変わり、物事の価値観や常識が刻々と変わっていく世の中でも、一人一人、伝えていくべき事はたくさんあります。
「人の真の強さ」が「人の弱さ」に屈してしまわないように。

2015年1月24日土曜日

グリーンスムージー2周年、経過報告。


2013年の1月24日からほぼ毎朝、グリーンスムージーを作って飲んでいます。
1周年の経過報告も昨年のこの日にしましたが、今回は2周年経過報告です。

たしか昨年は、以前酷かった立ちくらみが全くなくなり、生理痛も薬に頼らなくてもやり過ごせるようになった、というような事を書いたと思います。

2周年経って、そこは変わらずで。
今でも立ちくらみは全くないですし、生理痛もだいぶん楽です。

あと実感しているのは、いつの間にか口内炎も全くできなくなりました。
以前は口内炎ができやすい体質だったのですが、ここ1年以上できてないです。
(これらはグリーンスムージーを飲む習慣を始める前と後の、あくまでも私個人の体調の変化です。)

たぶん身体の基礎抵抗力が少しずつ強くなってきているのではないかと♪
どうしても作れなくて飲めない日も何日かありましたが、それでもこの1年で少なくとも350日ほどは飲んでたと思います。

手軽な食材で簡単に作れますが、習慣づくまでは「続ける意志」が必要です。
何でもそうですが、どんなに小さなことでも「何かが良くなる為に何かを根気よく続けること」は本当に自分の自信に繋がると思うんですね。
身体の為でもいいし、心の為でもいいと思います。
10年、20年、30年先の人生を考えて、何かを続ける意志を持つ。
そうやって少しずつ自分に自信をつけていくことも、心を軽くし、他人を思いやれる心の余裕を生んでいくのかもしれないなと思う今日この頃。

参考までに私の基本レシピを載せておきますね(^-^)

〈グリーンスムージー 2人分〉

・リンゴ半分
・バナナ1本
・黒すりごま 大さじ1杯
・サトウキビ原料のオリゴ糖シロップ 大さじ1杯
・小松菜1株強(たまに水菜や春菊に変えたりします。)
・水 約300cc

以上をジューサーで1分ぐらい粉砕して、出来上がり♪

生理中は、レモン汁を垂らします。
(鉄分とビタミンCを一緒に摂ると鉄分の吸収率が上がるそうなので。「ためしてガッテン」情報より。)


ちなみに、小松菜などの葉もの野菜は値段が安い時にまとめて買って、薄い酢水でつけ置き洗いし(5分ぐらい)
野菜水切りカゴで水気を切った後、ジップロック等の保存袋に入れて冷凍保存します。
(酢水につけるのは残留農薬を落とすためですが、どれぐらい効果があるかはわかりません。)


2014年12月6日土曜日

意志を明確にしていく為に。



ポッと降って湧いた感が否めない今度の選挙ですが。
皆さん、行かれますか?

私は30歳を過ぎた辺りからずっと選挙は必ず行ってます。
なぜか。
それはひとえに次世代への責任感からです。

今の大人の考え方や行動は、子ども達へそのまま伝わります。
自分の欲や個人の関心事ばかりに気を取られて、「未来への責任感」や「心の勉強」をなおざりにしてると、子ども達もそれに倣います。

今の子ども達が大人になって、またその次の世代へ、命が繋がれていくと共に伝えていかなければいけない事はたくさんあります。
それは親だけの役割ではなく、全ての大人の役目だと思うんですね。

たった1票で何も変わらないとおっしゃる方もいます。
そりゃそうです。今の自分の生活や日本社会がそう簡単に変わるはずありません。

大事なのは、大人一人一人が「次世代のために何ができるのか」「この国がどうなっていくことが望ましいのか」を
真剣に考えるということなんだと思います。

選挙はその良い機会だと思うんですね。
候補者の目つき、顔つき、政策の内容、政策に対する気持ちの強さ。
その主張が本物かハリボテかを見抜けるかどうかは、私達大人一人一人の「目」にかかっています。

いいかげんに選んでしまうと、かの「号泣の人」みたいな人が当選してしまうという恐ろしい事態を招きかねません。

大人の責任として、自分の意志を明確にしていく為にも、選挙を活用してみるのも良いんじゃないかと思います。
自分が生きる価値をそういう形で培っていくのも、なんかどこか清々しい感じがしませんか?


[冒頭の写真は庭の椿。たしか椿ってツツジみたいに蜜を吸えるんですよね♪]

2014年10月18日土曜日

本の力



人は誰でも、辛い事や苦しい事を一つや二つ、もしかしたらそれ以上、抱えながら生きていると思います。
どんなに幸せそうに見える人でも必ず、大なり小なり何かを抱えて生きていると、私は思っています。

自分の周りで、一人で抱え込んで苦しそうな目をしてる人を見ると、少しでも心が楽になったらいいなと真剣に思います。

もちろん私も人間ですから、抱え込んで苦しくなる時もあります。
そういう時、私は「本」に救われてきたことが多いです。
もちろん、私の中に「前を向く力」が必ずあるはずだと静かに信じてくれている「家族」や「友」の存在も大きいですが、それでも「踏み出しの一歩」の心の力が欲しい時、本がそっと背中を支えてくれる事が多いのです。

普段本を読む方は、その魅力に気付いてらっしゃる方も多いかもしれませんが、改めてここで書かせて頂きます。

私は、様々な本の中の言葉に何度も助けられ、その度に心が強くなり、少しずつ自分を肯定的に受け止められるようになり、そのうち、「人を敬う心」が自分の中で育っているのを感じるようになりました。

もし、このブログを読んでくださってる方の中に、心が疲れて何かに寄りかかって少し休みたいと思ってる人がいらっしゃったら、ぜひ何か本を手に取ってみてください。

何を手に取ればいいかわからない方には、ラベル(カテゴリ)の中の"book"に数少ないですが「徒然草」「福翁自伝」等々、私が救われてきた本を紹介しています。

他にも、ここ数年で私が心に力を貰えた本の作者には
池上彰さん、瀬戸内寂聴さん、養老孟司さん等々、挙げるとキリがないほどいらっしゃいます。
そうやって作者の方の人生の片鱗を見せて頂き、自分の価値観や考え方を広げていくきっかけやヒントをたくさん貰いました。

そういえば、歴史上にも心に沁みる言葉を残してくれている方がたくさんいらっしゃいますね。
例えば

マザー・テレサ
「愛されることより愛することを。理解されることよりは理解することを。」
「人間のほほえみ、人間のふれあいを忘れた人がいます。これはとても大きな貧困です。」

ナイチンゲール
「愛というのは、その人の過ちや自分との意見の対立を許してあげられること。」
「天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者である。」

キング牧師
「許す力に欠けているものは、愛する力にも欠けている。」
「人は、個人的な狭い関心事を越え、人類全体に関わる広い関心事に向かうようになって初めて本当の人生を歩み始めるのである。」

これらはたくさんある言葉の中のほんの一例ですが、
人生の大先輩達の残してくれている言葉は「心の快復剤」となるような言葉がたくさんあります。


辛く苦しい思いをしている方の心にとって、少しでも前を向く力の手助けになりますように。



[冒頭の写真は近所にある総合公園の紅葉。赤くなるのはもう少し先ですね。]